動画制作のコストを圧縮するための確認すべき事項をご紹介

 2018.03.13  株式会社ヒューマンセントリックス

お客様が外部に動画を発注する際、悩ましいのが金額かと思います。「動画 制作」などで検索すると、多くの動画制作会社が見つかります。だだし、制作費の記載がされていなかったり、記載されていたとしても話を聞く内にどんどんオプション料金が追加されたり・・・同じ1分の動画を作りたいと思っても、10万円以下で制作する会社もあれば、300万円以上かけて制作する会社もあり、まさにピンからキリです。

いったい、動画の制作費はいくらが適切なのでしょうか。

動画制作費の内訳と割合

動画制作会社によって考え方が異なりますが、ヒューマンセントリックスにおける動画制作費の内訳はおよそ次の通りです。

  • 企画・シナリオ(構成):20%
  • 撮影費用:20%
  • 編集費用:20%
  • 実費(交通費・キャスティング代など):10%
  • 営業管理費:20%
  • 利益:10%

皆さんが、外部に発注する際はまず、この制作費の内訳と割合を念頭に置いておきましょう。なかでも重要なのが「企画・シナリオ」とヒアリングや打ち合わせにあたる「営業管理費」の上流工程です。

「企画・シナリオ」「営業管理費」この上流工程が、動画の品質やスケジュール、そしてみなさんのストレスを左右するポイントとなります。ここがうまくいけばいくほど、撮影→編集→納品までがスムーズに運びます。

クライアントとの事前の同意もしっかりと取れていれば、コミュニケーションも円滑に行われ、制作過程のプロセスで想定外のことが起こったとしても直ぐに対応でき、問題になることは滅多にありません。
動画制作を成功させるためには、この上流工程に力を入れ、最初のコンセンサス(合意事項)を動画制作の羅針盤として進めていきます

目的を明確にして作った動画を徹底的に活用する

制作費の内訳と割合の次は、動画の制作費を発注側はどう考えるべきかをお話しします。

例えば会社紹介の動画制作費として100万円の予算を確保したとしましょう。その時はブランディングを訴求した会社紹介動画を1本作る訳ですが、その会社紹介動画をベースに編集と若干の映像や素材を加えて、営業活動でも使える「自社サービスに特化した紹介動画」や人事の採用活動でも使える「採用向け動画」など、何本かの動画を作ることをおすすめします。

もともと制作する予定であった会社紹介動画を編集で短くしたものに、若手社員のインタビューを追加すれば「採用向け動画」として活用できます。テレビCMのように、完全なBtoC動画の場合、放映権や版権の問題でこのような使い回しができない場合も多いですが、WebサイトやSNSでの活用が前提の動画の場合は、ベースとなる動画を編集したり映像を一部流用したりして、別の目的でも使える動画をいくつか作り、1本あたりの制作コストを下げることができます。この方法は、お客様にとって大きなメリットとなると思います。

また、一般的には動画の目的によって予算の考え方も変える必要があると思われがちですが、実はそうでもありません。「そう思われがちな」一例として、ブランディングするための動画には、しっかりとお金をかけますが、商品の使い方を紹介する動画には、あまり予算をかけずに、自前でやってますという話をよく聞きます。しかし、私は訴求する内容によって予算の考え方を変える必要はないと思ってます。動画の制作費は、訴求する内容によって変わるのではなく、表現にいかに手間をかけたかで変わってくるからです。

ブランディングを目的とした動画の場合、3DCGをフル活用したり、屋外ロケやモデル、キャスティングにコストをかけたりしがちですが、熱量をもったトップや幹部のメッセージでも、本来の目的を達成することはできます。同じ目的を持った動画であっても、制作費用は大きく変わります。

同様に、新しいサービスや商品を紹介する動画でも、フリー素材や手持ちの素材を組み合わせて訴求することもできますので、派手で高価な3DCGを使わなくとも良い場合が多いです。

「表現」の違いは正しいか間違いかの判断よりも、好き嫌いといった感性によるところも大きいため、制作費用=効果とは限らないのです。お金をかければ、本来の目的が達成できる訳でもなく、逆にお金をかけないと良いものができないという訳でもありません。

お客様側で明確な目的とそれに対する予算が決まっている場合、実績と経験豊富な動画制作会社であれば、最適な提案をしてくれるはずです。また、目的や予算がそんなに明確でない場合でも、経験豊富なディレクターに相談したり、様々な事例を確認することで、少しずつ形になっていきますので、どうぞご安心ください。

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お任せでより良い動画を

それでは次に、動画制作の金額の違いについて具体的に説明いたします。動画制作会社のなかには、価格帯別に制作費用とプランを別々で用意されている場合があります。例えば同じ1分の動画でも金額が上下すると、何がどう変わるのか分かりにくいと感じる人も少なくないと思います。

ヒューマンセントリックスでは、お客様にわかりやすいように動画制作費の価格帯を「18万~30万」「50万~100万」「120万~350万」と3つに分けたシンプルな制作プランとしています。

1つの制作プランのなかで2倍から3倍の価格差があります。これを説明するために、この違いを生んでいる代表的な要素を挙げてみます。

  • 表現の差(CG・アニメーションと実映像などの差)
  • 尺(再生時間)の違い
  • 使う素材の単価とボリューム
  • 納期

上記の要素はなんとなくご理解いただけると思いますが、意外と知られていない要素で金額を大きく左右するのが、「お客様がどれだけ当社にお任せいただけるか」です。

会社案内のパンフレットのように、ある程度フォーマットが決まっているものと違い、動画の表現の幅は非常に広いので、撮影をして制作をするイメージを共有するために、どうしても時間=コストがかかります。

例えば、最初にヒアリングを行い、絵コンテで細かく打ち合わせを重ねれば、当然、それが制作費に反映されていきます。その結果、イメージに近い動画ができれば言うことはないのですが、絵コンテでイメージを共有していても、いざ完成した動画を見てみると、思っていたものと違う・・・というトラブルも少なからず発生します。

それを回避するために「信頼できる制作会社」を見つけて、過去実績や事例などでイメージを共有できたと感じたら、あとは可能な限り「お任せ」で依頼します。「お任せ」であれば、制作前の打ち合わせ数を減らすことができ、また、その動画制作プロジェクトに関わるクリエーターのモチベーション、プロ意識を刺激し、最高のパフォーマンスを導き出すことができます。結果、良質な動画をリーズナブルに完成させることができるのです。

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お任せで制作するときの3つのポイント

とはいえ、初めてお願いする動画制作会社にいきなり「お任せ」するのは、当然、勇気が必要です。そんなとき、お客様側でできる3つのポイントについて、紹介します。
  1. テキストの用意
  2. イメージする動画の共有
  3. 決定権のある人がプロジェクトをリードする
この3つのポイントを実施することで、コストを抑えつつ、イメージに近いものが作れるようになります。

1. テキストの用意

まず、動画で伝えたいことを文字で用意します。1分の動画で300文字を目安にします。自分で作れない場合は、制作会社にお願いしてみましょう。

ここで用意したテキストは、動画を制作する前に、社内で内容に間違いがないかコンセンサスを取るのに重要な役割を果たすものとなります。

2. イメージする動画の共有

作りたいと思っているイメージに近い動画を見つけておきましょう。もちろん、イメージ通りの動画を見つけるのは大変かもしれませんが、全体の雰囲気や、テンポ、実映像かアニメかなどを考え、気に入った動画をチェックしておきます。

3. 決定権のある人がプロジェクトをリードする

最後に上司の「好き嫌い」といった感性的な部分の相違によってプロジェクトが停滞しないように極力、決定権のある人がプロジェクトをリードする、あるいは、決定権のある人に一任された責任者がプロジェクトをリードするようにします。

ここまで、準備できれば、品質を担保でき、予算や納期のズレもほとんどなく、投資対効果の高い動画が完成していくでしょう。

最適な手法と最適な予算で、投資対効果の高い動画を作る

動画は、写真や静止画と違って、表現の幅が広く、制作費や予算をイメージしづらいものです。こうするとコストがかかる、逆に、ここまで準備すればコストを抑えることができるなど、動画制作を成功に導く価格の内訳と、価格の考え方をおわかりいただけましたでしょうか。

営業活動やマーケティングなどの企業活動を効果的・効率的に展開する上で、今や不可欠なツールとなってきた動画。本コラムが、最適な手法と最適な予算で作られた投資対効果の高い動画をどんどんご活用いただける一助になればと思っております。

今回も、最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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