コラム

動画制作の相場はいくら?種類別の費用目安と価格を抑えるコツも解説


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動画制作を外注する際、多くのご担当者様がまず気になるのが費用相場ではないでしょうか。
動画の制作費用は種類や尺(長さ)によって数万円から1,000万円台まで大きく変動するため、相場感がつかめず見積もり比較に踏み切れないケースも少なくありません。

本記事では、動画の種類別・尺別の費用相場を整理した上で、費用の内訳や制作費を抑える具体的な方法も解説します。

■この記事でわかること

・動画の「種類」と「尺」別の制作費用相場
・動画制作費用のポイントとなる「企画制作費」「撮影技術費」「編集技術費」の概要
・動画制作費用が変動する要因と制作費を抑える5つの方法

動画制作の費用相場は「種類」と「尺」で異なる

動画制作の費用相場は、動画の「種類」と「尺」という2つの軸によって大きく異なります

動画の種類によっては、高度な撮影・編集やCG・アニメーションなどが必要になることがあります。
また、尺が長くなるほど撮影・編集の工数が増えるため、費用も比例して上がりやすくなるのです。主要な動画の種類と尺ごとの費用相場の目安をご紹介しましょう。

■主な動画の種類と費用相場

動画の種類 制作費用相場
商品・サービス紹介動画 30万~150万円
会社・店舗紹介動画 50万~200万円
採用動画 50万~200万円
インタビュー動画 30万~100万円
セミナー・イベント動画 50万~200万円
マニュアル・研修用動画 30万~80万円
ブランディング動画 150万~1,000万円
株主総会・投資家説明会用動画 50万~300万円
WebCM・テレビCM 150万~1,000万円
YouTubeチャンネル用動画(横型・長尺) 10万~50万円
縦型ショート動画 5万~10万円

■動画の尺別の費用相場

動画の尺 制作費用相場
15~30秒 5万~50万円
1~3分 10万~150万円
3~5分 15万~200万円
5~10分 20万~200万円

動画制作にかかる費用の内訳は?

動画制作は原材料などが目に見えづらく、どこに費用がかかっているのかわかりにくいかもしれません。
動画制作費用でポイントとなるのは、企画制作費・撮影技術費・編集技術費の3つです。
それぞれの費用項目と相場を解説しましょう。

01. 企画制作費

企画制作費とは、動画の制作会社が行う企画構成や、制作にわる人件費に関する費用項目です。

短く簡易的な動画・映像であれば15万円~、長編動画や高度な技術を使用する動画・映像では50万円~が相場となります。
企画制作費に含まれる代表的な費用項目をまとめました。

■企画制作費の主な費用項目

費用項目 概要
企画構成費 ヒアリングした内容にもとづいて動画・映像の企画を考案し、構成や台本を作成する費用
プロデュース費 動画制作・映像制作を統括しながら進捗管理や品質管理を行うプロデューサーの人件費
ディレクション費 動画・映像の演出に携わるディレクターの人件費

02. 撮影技術費

撮影技術費とは、映像技術スタッフやスタジオ費用、機材費などに関する費用項目です。

短く簡易的な動画・映像であれば15万円~、長編動画や高度な技術を使用する動画・映像では65万円~が相場となります。
なお、アニメーション動画の場合、撮影技術費用の大半はイラストの作成費となり、費用は5万~50万円が相場です。
撮影技術費に含まれる代表的な費用項目をまとめました。

■撮影技術費の主な費用項目

費用項目 概要
撮影費 撮影に必要なスタッフ(カメラマン、照明、音声、アシスタントなど)の人件費。撮影規模や内容によってスタッフ構成は変化する
スタジオ費 撮影内容に応じて利用するスタジオのレンタル費用
役者起用費 役者が動画・映像に出演する費用
車両費 撮影場所まで機材を搬入するための車両などにかかる費用
機材費 カメラ、照明、音声機器、カメラを移動させるためのクレーンやレールなどの使用費用(撮影機材は動画・映像の内容によって異なる)
移動交通費・宿泊費 遠方の撮影時にかかる交通費や宿泊費など
美術費 撮影のために必要なセットや小道具の作成または購入にかかる費用
スタイリスト費・メイク費 動画・映像の演出に応じて手配するスタイリストやメイクアップにかかる人件費(スタイリストは衣装点数によって金額が変動)

03. 編集技術費

編集技術費とは、撮影した動画・映像の編集作業に関する費用項目です。

短く簡易的な動画・映像であれば20万円~、長編動画や高度な技術を使用する動画・映像では80万円~が相場となります。
長時間の動画になるほど編集時間を要するため、編集費は高額になる傾向があります。
なお、YouTube動画の編集であれば底値が5,000円程度で、高くても3万円程度が一般的です。
編集技術費に含まれる代表的な費用項目をまとめました。

■編集技術費の主な費用項目

費用項目 概要
編集費 動画編集・映像編集に携わるスタッフの人件費
音楽効果費 映像に合わせて挿入するBGMの購入費用、使用費用、またはオリジナルの楽曲制作にかかる費用
MA費 収録スタジオの利用費用とエンジニアの費用(ナレーション収録やBGM挿入等の仕上げをMAと呼ぶ)
ナレーション費 動画・映像に音声出演するナレーターの人件費(ナレーターの経験や実績に応じて金額が変動)
素材費 動画・映像に挿入する静止画・動画・CG・イラスト等の素材を購入・使用、または制作するための費用
DVDマスター費 完成した動画・映像やメニューをつなげて最終的なDVDとして作成するための費用
DVDプレス費 DVDを複数生成するための費用(販売目的の場合、再生の安定性を重視する場合、100枚以上の複製を行う場合などはプレス利用がおすすめ)
DVDコピー費 プレスを利用せずに簡易的にDVDを複製するための費用(一般的には100枚未満の少量枚数に用いられる)

動画制作費に占める各費用の割合

動画制作費に占める各費用の割合はどのようなものでしょうか。

動画制作会社によって考え方は異なりますが、ヒューマンセントリックスにおける動画制作費の内訳は、企画・シナリオ(構成)20%、撮影費用20%、編集費用20%、営業管理費20%、実費(交通費・キャスティング代など)10%、利益10%という割合です。

ヒューマンセントリックスの動画制作費内訳

※内訳の各項目名はヒューマンセントリックスの表記ルールによるもので、一般的な項目名とは異なるものもあります。

中でも重要なのは、「企画・シナリオ(構成)」と、ヒアリングや打ち合わせにあたる「営業管理費」という上流工程です。上流工程は動画の品質やスケジュールへの影響が大きく、ここがうまくいくと以降の撮影・編集・納品の工程がスムーズに進みます。

動画制作の見積書を受け取ったときは、各項目にどのような費用が含まれているか確認することをおすすめします

動画制作の見積もりについては、以下の記事も併せてご覧ください。
動画制作の見積もりの見方は?内訳・相場と費用を抑えるコツを解説

費用が変動する主な要因

同じ種類・同じ尺の動画であっても、制作費用には大きな幅があります。費用が変動する主な要因をまとめました。

■動画制作費用が変動する主な要因

要因 概要
表現方法の違い 実写、アニメーション、3DCGなど
撮影規模 ロケ地数・カメラ台数・スタッフ人数など
キャスト プロの俳優・ナレーターなど
修正回数 修正回数の上限、追加費用の条件など
納期 短納期による特急料金の加算など

動画制作費用にも影響する「納期」については、以下の記事も併せてご覧ください。
動画制作の納期はどれくらい?種類別の目安と遅延させないコツを解説

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動画制作費用を抑える5つの方法

動画制作を外注する際、できる限り費用を抑えたいけれどクオリティは下げたくないという方も多いでしょう。
そこで、予算を抑えながら良質な動画を制作するための、代表的な方法を5つご紹介します。

01. 参考動画や素材を事前に準備する

動画制作を依頼する前に、作りたいコンテンツに近い参考動画をいくつか用意すると、制作会社の担当者が要望をつかみやすく企画費を抑えられる可能性があります。
また、動画内で使用する写真やイラスト、会社のロゴといった素材提供費用の削減につながります

02. 動画で伝えるメッセージを絞る

動画で伝えるメッセージを絞り込むことは、制作費用を抑える上で有効な手段です。

再生時間が長い動画ほど制作費は高額になりがちですが、動画は長ければよいというものではありません。
1つのメッセージを伝えるには30秒以内が理想とされています。
また、不要な部分をそぎ落とすことで、本当に重要な部分が視聴者に伝わりやすくなります。

03. 撮影費用を圧縮する

撮影日数やロケ地の数を絞ることで、撮影費用を圧縮する方法も有効です。
すべてを動画で作成するのではなく、一部を写真やナレーションなどで補完する方法もあります
ただし、コンテンツのクオリティを下げないよう配慮が必要です。

04. 役者起用費を見直す

役者起用費を見直すことも、コスト削減の有効な手段です。
有名なタレントを起用すると、数百万~数千万円の出演料がかかることもあります。
自社の社員に出演してもらうなど、キャストを社内で調達できれば、費用を大幅に抑えられます

05. 制作会社にお任せする部分を増やす

動画制作会社にお任せする部分を増やすことも、実は費用を抑えるポイントです。動画が完成する前にイメージを共有するには、すり合わせの時間(コスト)がかかります。
また、どれだけ絵コンテで細かく打ち合わせを重ねても、完成した動画を見たらイメージと違った、というケースもあります。

そこで、信頼できる制作会社を見つけ、過去の制作実績や参考動画などの事例でイメージを共有できたと感じたら、あとは可能な限り「お任せ」で依頼するのもひとつの方法です。
お任せでの依頼は、制作前の打ち合わせ数を減らせるだけでなく、動画制作に関わるクリエイターのモチベーションやプロ意識を刺激して、質の高いパフォーマンスを引き出すことにもつながります。

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お任せでの動画制作を成功に導く3つのポイント

初めてお願いする動画制作会社にいきなりお任せするのは、勇気が必要です。また、すべてを丸投げするのでは、効果的な動画を作ることはできません。そこで、お任せでの動画制作を成功に導く3つのポイントを解説します。

お任せでの動画制作を成功に導く3つのポイント

01. 動画・映像のテキストを用意する

制作を依頼する前に、動画・映像で伝えたいことをあらかじめ文章化します。このテキストは、制作会社にイメージを伝えるだけでなく、社内で内容に間違いがないかコンセンサスを取るで重要な役割を果たします。
目安として、1分の動画であれば300文字程度で十分です。うまく文章化できない場合は、生成AIを活用したり、制作会社に相談したりするのもよいでしょう。

02. イメージする動画を共有する

お任せで動画制作を依頼する際に大切なのが、りたい動画にイメージが近い動画を見つけ、制作会社と共有することです。
全体の雰囲気やテンポ、実写かアニメーションかなど、動画のどの部分が気に入ったのかも伝えることで、制作会社がイメージをつかみやすくなります。

03. 決定権のある人がリードする

動画制作をお任せする上で重要なポイントが、決定権のある人がプロジェクトをリードすることです。
順調に制作が進んでいたプロジェクトが、最終段階で上司の「好き嫌い」によって停滞するケースもあります。極力、決定権のある人、あるいは決定権のある人から一任された責任者が、プロジェクトをリードしましょう。

まとめ|動画制作の相場感を把握してから比較しよう

動画制作の費用相場は、動画の種類や尺によって数万円から1,000万円台まで大きく変動します。
金額の高低だけで判断せず、動画制作の相場観を把握した上で、見積もりの内訳と作業範囲を確認・比較することが大切です。

ヒューマンセントリックスは、動画制作において「20万~50万円」「50万~150万円」「150万~350万円」「350万円~」という4つの価格帯を用意しています。各価格帯でどのような動画が作成できるかという制作実績も公開しているので、イメージに近い動画が見つかるか、ぜひご確認ください。

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よくある質問

動画制作の依頼先で費用はどのくらい変わる?

動画制作の依頼先によって制作費用は変わりますが、各事業者や動画の内容、撮影規模などによっても変動するため一概にはいえません。目安として、フリーランスに制作を依頼する場合で1万~50万円、動画制作会社に依頼する場合は20万~300万円程度となります。ただし、金額だけで判断するのではなく、目的に合った効果的な動画を制作できるかで判断することをおすすめします。

動画制作会社は何社くらい比較するべき?

動画制作会社を選ぶ際は、2~3社に相見積もりを取るのが一般的です。1社だけでは価格や提案力の相場感がつかみにくく、4社以上になると比較検討に時間がかかりすぎてしまいます。金額だけでなく、提案書の具体性や担当者の対応、制作体制の透明さなどを軸に、総合的に評価・比較しましょう。

見積もりを比較する際に注意すべき点は?

見積もりを取る際は金額だけでなく、作業範囲・修正回数の上限・著作権の帰属・諸経費の有無・納期を必ず確認しましょう。前提条件をそろえて比較しないと、金額差の理由を正しく判断できません。

この記事の執筆者
株式会社ヒューマンセントリックス マーケティング部

株式会社ヒューマンセントリックス マーケティング部

動画制作を検討する企業担当者に向けて、企画・構成・活用方法・費用感など、実務に役立つ情報を発信。 制作現場とマーケティング双方の視点から、目的に合った動画活用をわかりやすく解説しています。

掲載日: 2019.04.18  / 更新日: 2026.08.27

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