Facebook動画広告とは?知って起きたいポイント

 2020.02.20  2023.07.31

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Webマーケティングの一環としてSNSアカウント運用が当たり前になってから久しく、今ではFacebook、Instagram、TwitterなどあらゆるSNSを活用したマーケティング活動が盛んに行われています。中でも多くの企業から注目されているマーケティング手法が、「SNS動画広告」です。

文字通り、SNS内にさまざまな形で動画広告を配信することで、マーケティング施策効果を高めようとする取り組みです。本稿ではその中で、Facebook動画広告に焦点を当ててその基本ポイントを紹介していきます。

Facebook動画広告の種類、効果などを紹介しますので、これからSNSマーケティングを始めたいという方に必見です。

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Facebook動画広告の種類

Facebook内ではいたるところで動画広告を目にすることがあります。これは4つの配信場所に分類され、それぞれに特徴と効果が異なるため、目的に応じて動画広告の配信場所を選択することが高い施策効果を生み出すポイントになります。

1. ニュースフィールド

Facebookへログインした際に、最初に表示されるニュースフィールドに表示される動画広告です。パソコンでアクセスした場合は画面中央に表示され、サムネイル画像も大きく表示できるのでひと際目を引くタイプです。スマートフォンからアクセスした場合は一列表示になるので、こちらもユーザーの目を強く引くことができます。

ニュースフィールドに動画広告を配信する目的は、ユーザーがフォローしている投稿を同じような状態で、動画広告を自然と差し込めることです。そのため、動画広告からユーザーに与えるストレスが少なく、通常のコンテンツのように見てもらえます。さらに、ユーザーの関心を引けば「いいね」や「シェアする」のアクションを促し、動画広告を拡散することも可能です。

2. 右側広告枠

パソコンでFacebookへログインした際に、タイムラインの右側欄にあたる部分で「広告」と表示されている欄に差し込まれる動画広告です。ニュースフィールドと表示サイズは異なりますが、確実にユーザーの目に留まる部分です。

右側広告枠はニュースフィールドよりも広告感が強まるため、クリエイティブ性の高い動画広告よりも多少硬めの内容の動画広告の方が受ける可能性があると言われています。

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3. プレミアム動画広告

ニュースフィールドや右側広告枠などの他に、大手広告主向けに提供されているサービスがプレミアム動画広告です。Facebookのセールス担当者から契約することができ、通常の動画広告サービスにはない機能が多数備わっています。広告が表示される場所はニュースフィールドであり、フィードの1番上もしくは次に表示されるため動画広告を目立たせることができます。さらに、ログアウト画面にも表示されるため、多くのユーザーの目を引くことができます。

4. メッセンジャー

スマートフォンでFacebookのメッセンジャーを開いた際に、メッセンジャー内に表示される動画広告です。ただし、メッセンジャー機能を使用する必要があるため、Facebookでメッセージのやり取りをしているユーザーに限定されます。

5. インストリーム

Facebookユーザーが視聴する動画内で再生される動画広告です。インストリーム動画広告は、関連する動画コンテンツに合わせて配信する動画広告が決められるので、ターゲットへピンポイントに遡及できるのが大きな利点です。

一口にFacebook動画広告といっても配信される場所や方法が大きく異なることから、目的に応じて正しい配信場所を選ぶことが大切です。

Facebook動画広告のメリット

動画広告を配信できるプラットフォームは多数存在します。そして、Facebook以外にも動画広告に対応したSNSはあります。その中で、Facebook動画広告を選ぶメリットとは果たして何でしょうか?

ターゲットを詳細に絞れる

Facebookは世界的に利用されているSNSであり、現在国内では2,600万人の月間アクティブユーザーを保持しています。国内ではTwitterやInstagramに比べるとアクティブユーザー数は少ないですが、世界的に見ると23億7,500万人と他のSNSよりも圧倒的に多く、かつ中小企業のアクティブなページ数は6,500万ページとビジネスシーンで活用するSNSとしても高く注目されています。

参照:『2019年12月更新! 11のソーシャルメディア最新動向データまとめ』

ユーザー層の幅も他のSNSに比べて広く、10代から50代近辺までまんべんなく利用され、男女比率のバランスも良いのが特徴です。その中で、年齢層や性別、住んでいる地域などを細かく指定して動画広告を出稿できるため、配信したターゲットを細かく絞って動画マーケティングを展開できるのが大きなメリットです。

出稿費用を抑えられる

Facebookの動画広告はオークション形式で出稿される広告が決まり、自分で予定する費用を入札する仕組みになっています。そのため、運用方法次第では出稿費用を安く抑えられることも可能であり、他の一部SNSの広告費用のように1日の広告費用が決められているわけではありません。そのため、費用を押さえながら予算内で動画広告を出稿できるプラットフォームでもあります。

これらのメリットは、動画広告を出稿する上で重要な要素です。他にもたくさんの動画配信プラットフォームが存在する中、Facebook動画広告を選ぶ際はこれらのメリットに着目しましょう。

Facebook動画広告で失敗しないポイント

それでは最後に、Facebook動画広告を運用する上で失敗しないためのポイントを紹介していきます。

1. 動画コンテンツは無音でもわかる内容にする

デフォルトの設定では、Facebook動画広告は音声がオフになっています。音声を出すにはユーザーがオンに切り替える必要があるため、大半の動画広告は無音のまま視聴されます。従って、無音状態でも内容が把握できるような動画コンテンツを意識すると、ユーザーの興味を引きやすくなります。

2. 動画コンテンツの対象物を大きめに映す

Facebook動画広告はパソコンよりもスマートフォンで視聴されることが多いため、動画コンテンツの対象物を大きく撮影することで、スマートフォンを使って視聴しているユーザーに印象が残りやすいようにするのがポイントです。

3. 短時間でインパクトのある動画作りを心掛ける

スマートフォンから視聴されることを想定すると、簡単にスクロールされる可能性が高いため、短時間でインパクトのある動画作りがカギになってきます。もちろん、インパクトだけがすべてではありませんが、掴みが肝心なのは言うまでもありません。

 

いかがでしょうか?Facebook動画広告は思っている以上に奥が深い世界ですし、運用次第で最大限の効果を引き出すことも、出稿費用を抑えることもできます。この機会に、Facebook動画広告を検討してみはいかがでしょうか?

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