【保存版】動画制作完全マニュアル:制作会社との付き合い方

 2018.03.22  2023.07.31

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映像制作のご依頼を承るにあたって、企業様から「映像制作にかかる工程が分からず不安だ」という声をいただくことが多々あります。初めて映像を制作する場合には、何を準備しておけば良いのか不安を抱く方も多いでしょう。

しかし、映像制作はそれほど難しいものではなく、実際に制作してみるとその簡単さにびっくりされる方もいらっしゃいます。

(もちろん、そのような不安を抱く方々のために弊社ではしっかりとサポートしております)

そこで今回は、映像制作の流れを大まかにご紹介します。

「映像制作の工程よりもそこにかかる費用が気になる」という場合は、弊社ブログの「動画制作の価格はどう決まる?その決まり方を徹底解説」にて分かりやすく解説していますので、ご参考ください。

ステップ①ヒアリングと課題顕在化

映像制作をご依頼いただく企業様の中には、映像の具体的なイメージが湧いていないというケースが少なくありません。そこでまず行うことがヒアリングによる課題の顕在化です。

動画コンテンツを活用したいという背景には、必ず何らかの課題が存在します。しかしその課題を浮き彫りにできていないケースも多いため、弊社スタッフがヒアリングを重ねることで、課題を浮き彫りにして、映像制作の目的を明確にしていきます。

実は、実際の映像制作よりもこうした課題顕在化と目的の明確化の方が肝要です。この基本ポイントを最初からハッキリさせておくことが、効果の高い動画コンテンツを制作するための土台になります。

具体的なゴールや施策がある場合もよし。課題や目的が曖昧な場合もよし。まずは動画制作会社に相談して、対話を重ねることで映像制作の指針を作っていきます。

主なヒアリング内容

映像制作に至った背景、動画コンテンツに期待する効果、最終的なゴール、紹介する製品やサービスについて、活用したいシーン、映像制作の予算、制作にあたっての条件、納品時期など

ステップ②映像の提案、見積り

次のステップではヒアリング内容をもとに、映像の提案の見積りを弊社スタッフが提示します。ここでは具体的な企画設計を行うのではなく、映像のコンセプトや大まかな流れをいくつかご提案します。その中に「これだ!」という提案があればそのまま話を煮詰めていき、無ければ再度提案をします。

リモートワーク時代の動画配信まるわかりガイド
成功するブランデッドムービー制作のための 5つのポイント

主な映像テーマの種類

  • プレゼン:パワーポイントや資料をもとにCG・アニメーションなどを付加した表現
  • ナレーション:映像にある本来の音とは別にナレーターによる説明を付加した表現
  • インタビュー:質問に対する回答をインタビューという形で映像化した表現
  • レポーター:レポーターとお客様との掛け合いを映像化した表現
  • ドラマ:キャストによる芝居による事例を通じてメッセージを伝える表現
  • イメージ:特殊効果などを使った映像で注目されることを目的とした表現
  • ピクトグラム:シンプルにメッセージを伝えるピクトグラムアニメーションを使った表現
  • アニメ:アニメーション、もしくは実写にアニメーションを合成した表現

見積りは具体的な費用構成とともに映像制作にかかる費用と、納期を提示致します。

映像制作にかかる主な費用項目

撮影費、編集費、ナレーター費、素材購入費、シナリオ作成費、イラスト・アニメ作成費、2D・3Dグラフィック作成費、素材購入費、企画・構成、役者キャスティング

弊社の費用構成は他社に比べてシンプルな傾向があります。これは、脚本家、ディレクター、カメラマン、クリエーター、機材、スタジオといった動画制作に必要なリソースを、全て内製化しているためです。

そのため価格帯もシンプルに3つ用意しており、費用感が分かりやすいため予算も取りやすくなっています。

ステップ③正式発注

提案内容と見積りに問題がなければ発注になります。ここで注意すべき点はサービスの範囲についてしっかりとご確認いただくことです。

弊社では映像制作から活用コンサルティングまでワンストップでサービスを提供しているため、サービス適用範囲がお客様の想像と異なる場合があります。映像制作を依頼される企業様と制作会社で、双方認識のズレが無いかをご確認ください。

さらに、映像の利用範囲や肖像権などの権利関係や、秘密条項も併せて確認しておきましょう。ちなみに弊社では映像を活用してビジネスの伸長を最大限行なっていただくため、弊社制作の全ての映像はコピーフリーで提供させていただいております。

ステップ④企画設計

正式発注後、提案内容をもとに具体的な企画設計を行っていきます。最初に行うことは映像のシナリオ作成です。制作する映像のテーマに応じて、映像の流れやナレーションの内容などを細かく決定していきます。その後、絵コンテを作成して細かいカットを決め、さらに企画設計を煮詰めていきます。

このステップで大切なポイントは、お客様と映像制作会社で密なコミュニケーションを取って、納得のいく形でシナリオや絵コンテを完成させることです。

実際の撮影はシナリオや絵コンテに沿って忠実に行われるため、シナリオや絵コンテに十分な納得がない場合は仕上がった映像に魅力が持てません。そのため双方のコミュニケーションを大切にして、最高のシナリオや絵コンテを完成させていきます。

私たちヒューマンセントリックスでは、お客様とのコミュニケーションがもっとも重要であると思っております。気になることやご要望など遠慮なく弊社スタッフにお問い合わせください。

ステップ⑤映像撮影

シナリオや絵コンテが完成すればいよいよ撮影です。ちなみに先述の通り、弊社では脚本家やディレクターなどのリソースをすべて内製化しているため、シナリオや絵コンテ作成から撮影までの流れがスピーディという強みがあります。また、東京・虎ノ門にスタジオも完備しておりますので必要に応じてご利用いただけます。

映像撮影の主な流れ

ロケハン:ロケーションハンティングの略。実際に撮影する場所に赴いて、撮影の許可を取ったり必要な機材や撮影方法を決定します。

スケジューリング:撮影当日の人やモノの動きを細かくスケジュールにして、効率良い撮影を目指します。

本番撮影:企業様お立ち合いのもと、撮影内容やスケジュールを確認していただきながら撮影を進めます。

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ステップ⑥映像編集

撮影が完了すれば編集作業に入ります。編集ではテロップを挿入するだけのものや、CGを使った合成、テレビCMレベルの高品質な映像などその内容は多岐にわたります。どの段階で初稿になるかは企業様によって違います。ほとんど最終段階まで作りこむこともあれば、演出を加える以前の段階で初稿を希望される場合もあります。

編集した映像をご確認いただいた上で、修正を加えたり最終的な演出(ナレーションやBGM挿入)を行います。

ステップ⑦納品

最後に、制作して映像の用途に応じて最適なフォーマットにてご納品いたします。

以上で映像制作の流れは完了です。しかし、動画コンテンツを制作して「終わり」ではなくむしろ「始まり」です。制作した動画コンテンツをどう活用するかが、その後の成否を大きく分けます。

弊社では、映像制作から制作後の動画コンテンツ活用のコンサルティングまで、ワンストップでサービスを提供しております。制作した映像コンテンツを最適な形で活用するためには、それに適したスキルやノウハウが必要です。映像制作提案から動画コンテンツの活用まで、適切なスキルとノウハウを持った弊社スタッフがトータルでサポート致します。

動画コンテンツでビジネスを

動画コンテンツにはビジネスを成功へと導く「チカラ」があります。目的や課題に沿って適切な映像を作り、最適な形でマーケティングへ展開すれば、期待以上の効果を発揮してくれるでしょう。本稿を読まれている皆様もこの機会に、動画コンテンツのビジネス活用をご検討ください。

動画制作に関するお問い合わせ

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