動画を映画のように見せる方法をご紹介

 2019.11.28  株式会社ヒューマンセントリックス

今では「動画を撮影する」という行為は、スマートフォンの撮影ボタンをクリックするだけで完了してしまいます。スマートフォンがまだ無かった時代では、ビデオカメラを所持していることが前提でしたし、持ち運びも容易ではないので、それに比べると動画が身近な存在になったと言えるでしょう。

その波及はビジネスシーンにも広がっており、現在では教育/研修/セミナー/営業/採用/マーケティングなどなど、いたるところで動画を見かけるようになりました。当社では、ビジネス利用を目的とした映像制作をしており、多くの企業様の動画活用をサポートしてきました。

そして、企業の中には、映像制作を内製化したいと考えているケースもあるでしょう。そして、せっかく撮影するのですから「映画のようなクオリティを」と考えている担当者が多いのではないでしょうか?

そこで本稿では、一般的な撮影機器を使用して作成する動画を、映画のように見せる方法を一部、ご紹介します。映画のようなカットや編集を加えることがビジネス利用の動画として優秀かというと、必ずしもそうではありません。ただし1つのTipsとして取り入れるのは大変有効なので、ぜひ参考にしてください。

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動画を映画のように見せる方法

1. レターボックスを加えて映画の雰囲気を出す

レターボックスというのは、映像の上下にある黒い帯のことを指します。映画館で鑑賞する映画の場合、上下に必ずレターボックスがあるので、これを追加するのとしないのとでは動画の雰囲気がガラッと変わります。DVDプレイヤーで映画鑑賞する際も、レターボックスが加えられているので映画と同じ雰囲気を楽しむことができますね。

一般的な動画編集ソフトならば、レターボックスを追加する機能は必ず備わっているので試しに使ってみましょう。

2. 静的な映像に動きを加えてみる

作成する動画の中には、「動きが少なくて面白みに欠ける映像(静的な映像)」を利用する場合があります。その際は、編集で動きを加えてみるのもよいかもしれません。

たとえば、最初のコマから最後のコマへ移行するまでに、ゆっくりとスケールアップしながらズームしていきます。それだけで静的な映像に新しい動きが加わりますし、映画のワンシーンのような印象を与えることもできます。

ただし、やりすぎには注意しましょう。長めの映像ならばズーム率は高く、短めの映像の場合は数%程度にとどめておいてください。

3. 時系列で追った映像を繋げていく

映画というよりもドキュメンタリー番組で使われる手法ですが、時系列で物事の変遷を追った動画を繋げていくと、かなりお洒落な雰囲気に仕上げることができます。たとえば、あるプロジェクトに関する動画を作成する際に、プロジェクト開始時から映像を撮影していき、節目ごとの映像を繋げ、成功までの軌跡を描いていきます。

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映像のクオリティが欠けていても動画に強いストーリー性を持たせることができ、視聴者の心に響くような仕上がりにすることも可能です。

4. 高品質なBGMを流す

映像制作のコストを最小限にとどめるために、BGMを使わなかったり、無料素材などを使ったりすることがあります。しかし、ピシッと動画の雰囲気を締めるためには映像の訴求ポイントを意識した高品質なBGMを流すことも大切です。

無料素材ではなく、購入したBGM素材を使うだけでも動画の雰囲気をガラッと変えることができます。一見コストがかかって敬遠されがちですが、言い換えればそれだけでも動画の質を高めることができるので、高い買い物ではありません。

5. 一眼レフの「ボケ感」をそのままに

最近の一眼レフカメラやミラーレスカメラは大変優秀で、写真で撮影する「ボケ感」をそのまま映像で演出することが可能です。出演者の心情をクローズアップし、逆に抽象的にするために映画では一部がボケたカットを使うことがありますが、これを取り入れることで一気に映画の雰囲気を引き出せます。

当社でも、事例インタビュー動画などを撮影する際に一眼レフを使用することがあります。写真と同様に被写界深度の浅い印象的な映像(人物以外のピントがボケた状態)を撮影することができるからです。

6. レンズを替えて撮影してみる

映像撮影に一眼レフを用いるメリットは他にもあります。ビデオカメラと違い、一眼レフではかんたんにレンズを交換できるため、望遠レンズを使用すれば遠くのものを綺麗に映像に残すことだってできます。

たとえば遠くにいる小鳥を撮ったり、花にとまった虫に接近して撮ったり、そうしたワンカットを入れるだけでも動画の雰囲気をガラッと変えることができますし、レンズ購入のコストだけで映像の幅をかなり広げることができます。

7. ISO感度を調整して明るい映像を撮る

暗いところで映像を撮る場合、視認しづらい映像になってしまい、とても映画のようには撮影できません。しかし、映画ではどんなに暗いシーンでも、出演者の表情をハッキリと確認できます。そうした映像を撮るのならば、ISO感度を調整し暗いところでも表情がわかる映像を撮ってみましょう。

ISO感度は光を取り込む度合いを調整する機能なので、高く設定するほど暗いところでも明るい映像が取れるようになります。ただし、設定が高すぎると白くぼやけた映像になってしまうので注意してください。

8. ワープスタビライザーを使って編集する

手持ちビデオカメラで撮影した映像は、手ブレ補正が働いても、どうしてもブレた映像になってしまいます。その際はワープスタビライザーを使うことで、簡単に手持ちのブレを軽減できるので便利です。大半の動画編集ソフトに搭載されている機能なので、ぜひ使用してみてください。

ただし、やりすぎは静的な動画になってしまい面白みが無くなるので、色々と調節してみてベストな補正を目指しましょう。

映像撮影の際に注意すべきポイント

いかがでしょうか?ここまでご紹介したTipsを試してみれば、動画が一気に映画の雰囲気を帯びるようになります。

ただし、注意点もあります。「映画風の動画ばかりの一辺倒」に注意することです。

上記のTipsを試せば映画のような雰囲気を醸し出せますが、同じ手法ばかり使っていると動画の差別化が図れずに、上手く使い分けることができなくなります。動画は利用するシーンによって、最適な表現方法が異なります。動画効果を最大限に引き出すためには、シーンごとに最適な手法を見極めなければいけません。さらに、一眼レフで動画を撮影する際も注意が必要です。高性能なカメラでない限り、ビデオカメラの品質には劣りますし、内蔵されている容量だけでは足りなくなるので大容量メモリの用意が必要になります。

また、使用する動画編集ソフトによって機能面に違いがあるため、本稿でご紹介したTipsが使えない場合もあります。

最も重要なことは、動画を作成する目的は何か?どのビジネスシーンで使うのか?といった基本コンセプトを固めて、それに最適な動画を作成することです。それらを意識して効果の高い動画制作を行っていきましょう。

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