動画制作の流れとは?各工程のポイントと合わせて解説!

 2021.01.13  株式会社ヒューマンセントリックス

自社のプロモーション用に動画制作をしたいけれど、どのような流れで制作すればいいのかわからないという方は多いはずです。動画制作では、動画の企画から撮影編集までの一貫した流れがありますので、それぞれのポイントを事前に把握することが動画制作の成功につながります。本記事では、動画制作の流れについて、また各工程におけるポイントや注意点について詳しく解説します。

動画制作の流れとは?各工程のポイントと合わせて解説!

動画制作の流れとは

近年、動画共有サービス「YouTube」の流行もあり、多くの企業が動画コンテンツを自社ブランディングとして取り入れるようになりました。5G(第5世代移動通信システム)の普及に伴い、今後その流れはさらに加速していくでしょう。

動画コンテンツによるプロモーションを成功させるには、いかに訴求力のある動画を制作するかがカギとなります。顧客やユーザーの心に響くコンテンツを作るために、まずは動画制作のフローを理解することから始めましょう。

動画制作には一連の流れがあります。「ヒアリング・打ち合わせ」→「企画」→「シナリオ・コンテ作成」→「撮影」→「編集」→「音入れ」→「試写」→「納品」と、基本的にこのようなフローで動画制作は進みます。動画を自社で制作するにしても、制作会社に依頼するにしても、動画マーケティングを行うのなら、こうした一連の流れを理解しておかねばなりません。ここからは動画制作のフローについて具体的に見ていきましょう。

ヒアリング・打ち合わせ

動画制作は打ち合わせから始まります。何のために動画を制作するのか、伝えたいメッセージは何か、誰にどのようにして届けたいのかなど、綿密な打ち合わせを行って方向性を定めていきます。どのようなビジネスであっても同様ですが、打ち合わせとヒアリングによって制作チームの向かうべきゴールが設定されます。ここを誤ってしまうと依頼側と制作側の方向性が食い違い、目的地に辿り着くことができません。

打ち合わせは、顧客やユーザーの心を掴む動画を制作するというゴールに辿り着くために欠かせない要素と言えるでしょう。制作会社に依頼する場合は、打ち合わせの前日までにゴールを明確にしておかねばなりません。ここを明確にしないと制作会社はスケジュールが上手く組めず、また目標やゴールの共有もできません。最低でも「動画を制作する目的」「予算」「納期」の3つは具体的な言葉と数字に落とし込む必要があるでしょう。

企画

次に、ヒアリングと打ち合わせの内容を踏まえて企画立案に入ります。コンテンツのクオリティは企画力で決まるといっても過言ではありません。「何のために」「誰のために」「どんなことを伝えたくて」動画を制作するのか。打ち合わせで作ったイメージを具体的な形に落とし込んでいきます。

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企画段階の作業内容としては、打ち合わせに基づいてコンテンツの意図や目的をまとめたり、ラフ画を作ってイメージを膨らましたり、キャスティングやスケジュール管理をしたりなど、制作の骨格を組んでいきます。動画コンテンツは一度撮影したら内容を変えることが難しくなります。そのため、企画の工程でしっかりと動画の方向性を固める必要があるでしょう。

誤解されがちですが、企画とアイデアは似て非なるもの。アイデアとは何もない状態から新しい着想を得ることであり、企画とは実行するための計画を立案することです。どれだけ優れたアイデアであっても、それだけでは絵に描いた餅に過ぎません。生み出されたアイデアを具体的な行動指標に落とし込む工程が「企画」だと言えるでしょう。

シナリオ・コンテ作成

動画の企画案がまとまったら、次はシナリオやコンテの作成をしましょう。アイデアを企画という行動指標に落とし込んだら、それを台本や絵コンテなど、目に見える形に具現化する必要があります。動画を制作会社に依頼する場合は、制作会社と議論を重ね、リテイクしながら完成度を高めていくことになります。

シナリオ・コンテを作成することによって、撮影のロケーションやキャスティングなどが具体的かつ明確に浮かび上がります。実際の撮影に入る前に、現場の下見や撮影許可の申請、モデルや役者のオーディションを行います。

また、「香盤表」という撮影スケジュールをまとめた資料もこの段階で作成されます。香盤表とは、キャストやエキストラの現場入り時間、衣装や小道具などの情報が事細かく書かれたもので、撮影を円滑に進めるために必要不可欠な資料です。

撮影(プロダクション)

アイデアを企画書に落とし込んで台本を作成したなら、いよいよ撮影に入ります。撮影は作成した台本や香盤表に沿って行われます。撮影ではキャストやカメラマン、カメラや照明といった機材、撮影現場の確保など、さまざまな手配が必要となります。そのため、台本や香盤表などの事前準備が作業効率に大きく左右します。

撮影作業は「プロダクション」とも呼ばれ、ここまでイメージや書面上にしか存在しなかったコンテンツを映像化する重要な工程です。動画は映像の連続体なので、撮影作業はコンテンツの品質を左右します。まず、テスト撮影でキャストやカメラの動きなどを確認し、その後本番に移るとよいでしょう。

編集

撮影が完了したら、次は各シーンで撮影した素材を1つの映像にまとめる編集作業に進みます。不要な場面を削除してシーンをつないだり、テロップを入れたりすることで、動画をわかりやすくするのが、編集です。

まずは必要な内容やカットが含まれているかを確認し、仮編集を行った後に本編集に入ります。仮編集は「オフライン編集」とも呼ばれ、本編集の前にシーンの大まかなカット割りなどを行うことを指します。一方、本編集は「オンライン編集」と呼ばれ、シーンの緻密なカット割りや高度なエフェクトを加えるなどして、映像を1つの作品として仕上げることを指します。
動画制作において最も時間を必要とするのが編集作業です。そして、動画は編集によって劇的に変化します。練り上げた企画と撮影された映像をどう活かすかは編集次第です。撮影された映像をエンターテインメント作品に昇華させることが編集の目的と言えるでしょう。

音入れ

音入れとは、編集済みの映像にナレーションやBGMを挿入する作業工程です。音入れは、映像制作用語で「MA(Multi Audio)」とも呼ばれ、動画コンテンツを完成形へと導く重要なプロセスです。

動画コンテンツは映像と音でできています。音が人に与える影響はとても大きく、ナレーションとBGMで映像作品の印象はガラリと変わります。そのため音入れ時には、担当者も制作現場に呼ばれることもあります。そして現場に立ち会いつつ、ナレーションのアクセントや効果音のイメージなどを一緒に確認する必要があります。

試写から納品

ここまで見てきた「ヒアリング→企画→シナリオ作成→撮影→編集→音入れ」は、制作会社の行う一連の流れです。そして制作会社から完成した動画を受け取る際には、試写を行います。試写で問題がなければ受領となります。契約の仕方にもよりますが、基本的に「受領後には修正を頼めないもの」と認識し、重大な問題点がないか念入りにチェックしましましょう。

試写の段階で、映像素材の撮り直しのような大きな修正を防ぐためにも、最初の打ち合わせ段階で制作側と認識をすり合わせておくことが大切です。その後も、制作会社と話せる機会には、動画コンセプトをしっかりと共有できているのか、きちんとチェックしましょう。

まとめ

スマートフォンや通信回線の発達により、今後、動画を使ったマーケティング手法はスタンダードになっていくでしょう。今回の記事を参考にして動画制作の流れをつかみ、ぜひ動画コンテンツ制作を検討してみてください。


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