動画で解決!大手ITサービス企業 大規模イベントをより有効に マーケティング部からの相談

 2018.06.22  2023.07.31

お問い合わせ - ウェビナー運用代行サービス

ほとんどの大手ITサービス企業で、イベントを実施しています。イベントはコンテンツの宝庫。
最新のサービス、ロードマップ、ユーザー事例などが発表されます。

イベントの目的は、ビジネスプロモーション、商談喚起。一般的にイベントはマーケティング主体で、計画、実施し、営業がその後のフォローを引き継ぎます。営業に対してできる限り良いリード(商談機会)を渡すのがマーケティングのミッションとすれば、イベントを一日だけのものにするのはもったいない話です。

そこで大規模イベントをより有効にするためには…というテーマで、様々な相談をいただきます。

大手ITサービス企業 マーケティング部からの相談

毎年、イベントを実施していますが、今年は、イベントの内容を撮影し、後日、フォローなどで
活用しようと思っています。1セッション40分ほどで、2日間で、30セッションほどあります。
また、展示会場にはミニシアターも併設しており、そこでも、20セッションほど実施する予定です。

イベント終了後、動画を使った有効なフォローを考えていますが、40分のセッションを動画で視聴するとは思えません。これまでの経験で、どう思われますか?

回答

セミナーや展示会の会場で、アタック動画、説明動画、お客様事例動画などを有効に活用するという方法もありますが、それは、是非とも、来年ご検討いただき、今回は、イベント後のフォローの話に終始したいと思います。

一般的に、イベントの参加者はハウスリストの3%前後と言われています。
(集客に大きな投資をすれば、数字は変わりますが)
イベント後に、動画を活用してフォローすることで、2つの効果が生まれます。

リモートワーク時代の動画配信まるわかりガイド
成功するブランデッドムービー制作のための 5つのポイント
  1. イベント参加者(3%)に重要サービスを再度、認識いただく
  2. イベントに参加できなかった顧客(97%)の興味度を確認する

多くの企業は、マーケティングオートメーションのプラットフォームを活用してメルマガを配信し、視聴者のクリック数や滞在時間を分析し、スコアリングしていきます。

あるレベル以上のスコアになった場合、別のコンテンツで誘導したり、営業の直接アプローチが始まったりします。

クリック率だけであれば、紙の資料(PDF)でも、良いのですが、動画は、視聴時間の分析もでき、顧客の興味度を確認できるのすぐれています。

ご指摘のとおり、40分のセッションを全て、視聴することは困難だと思います。
しかし、本当に興味がある、検討している顧客は、かいつまみながらも、締めの最後まで視聴する傾向にあります。(講演者は最後にまとめの話や、未来の話をされますからね)

全てのセッションを動画化することで、既存のお客様や潜在顧客がどのテーマに興味がるのか、顧客の動向に加え、今後のイベント運営の貴重なデータを収集できます。

また、営業部門の教育にも活用できます。イベント中は、お客様へのアテンドで多忙な営業にとって、最新情報や製品ロードマップをしっかりと再度学べる良い機会となるはずです。

さて、新規顧客訪問の際、40分のセッション動画はさすがに活用できません。
営業ツールとして、有効なのは、40分のセッションが2~3分になったダイジェスト版ですが、セッションをフルにそのまま収録するより、編集や表現など恣意的な部分も絡みコストは増える傾向にあります。

ただし、セッション内容も挿入しながら、イベントそのもののダイジェスト動画(2分ほど)を
制作することは、とても、有効です。

イベントから1週間後を目安に、メルマガに掲載し、ハウスリスト顧客の興味度を確認できます。

また、来年、同様のイベントを開催する際、紹介動画として、活用できます。
以上、ご参考ください。

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