オープニング動画を成功に導くポイントと考え方

 2019.03.04  株式会社ヒューマンセントリックス

結婚式の披露宴でよく利用されるオープニング動画は、ビジネスの場面でも効果を発揮します。オープニング動画の役割は、映画の予告編のような演出で会場の雰囲気を盛り上げ、参加者の期待感を高めることです。この記事では、会社説明会や社員総会などのビジネス利用向けに、オープニング動画を制作する際に役立つ、考え方やポイントについて詳しく解説します。

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オープニング動画とは

「オープニング動画」は、結婚披露宴のほか、イベントや展示会、セミナーなどの幕開けに流す映像のことです。運営側は、オープニング動画により参加者をイベント等の世界観に引き込むことで、企業のコンセプトや商品・サービスの魅力などを、よりわかりやすく伝えられます。オープニング動画は、企業の価値あるコンテンツとして蓄積できるので、イベントやセミナーの開催に向けて制作を検討する企業が増えています。

オープニング動画に盛り込まれる内容

イベントやセミナーのオープニングを演出する動画はコンパクトにまとめましょう。時間にすると1~3分程度で、コンテンツを引き立てる目的で利用します。短時間の映像で参加者を動画の世界に引き込むためには、構成や内容をしっかり検討しなければなりません。ビジネスイベントで再生するオープニング動画には、以下のような要素を盛り込むと効果的です。


視覚、聴覚効果

オープニング動画の冒頭では、参加者を引きつけるために視覚・聴覚にうったえる内容を盛り込みます。圧倒的に美しい自然の風景や、真剣な表情で仕事に取り組む人物、センスのよいアニメーションなどにより、企業のコンセプトを魅力的に伝えましょう。企業ロゴやイベント・セミナーのタイトルを、グラフィック文字やアニメーションで表現したり、カウントダウンを取り入れたりすると、参加者の視覚に効果的にアピールできます。

参加者の聴覚にアピールする方法としてよく取り入れられるのがBGMと効果音です。結婚式の披露宴では、参加者全員が歌えるようなヒットソングが選ばれますが、企業主催のイベントやセミナーの場合は、映像に集中してもらうために、歌詞のないインストゥルメンタルの曲を選ぶとよいでしょう。大音量のBGMや効果音をうまく使えば、参加者の心はいやがうえにも盛り上がります。


感動的なストーリーやメッセージ

創立記念や社員総会などの社内向けイベントでは、オープニング動画で会社のストーリーや業績などを紹介するのが一般的です。企業理念やビジョン、社長から社員に向けてのメッセージなどを盛り込むとよいでしょう。例えばメーカーの場合は「製品の開発秘話」などが心に響くストーリーになるでしょう。

親近感のもてる社内風景

採用目的の企業紹介動画では、普段の社内風景を盛り込むと、社員の顔や職場の雰囲気が伝わり、参加者に親近感を与えられます。チームワークで仕事に取り組む社員の姿に自らの姿を重ねて、思わず見入ってしまう参加者も多いのではないでしょうか。

オープニング動画の効果・メリット

短い時間でオーディエンスにプラスの影響を及ぼすことが可能なオープニング動画。その効果やメリットについて解説します。

イベントや展示会の内容をシンプルに伝えられる

イベントやセミナーの冒頭では、主催者挨拶により内容を説明するのが一般的です。しかし、挨拶が長引き、話があちこちに飛び、要領を得ないことも多々あります。そこでオープニング動画の出番です。

イベントやセミナーのポイントをかんたんにまとめたコンテンツをオープニング動画で流せば、参加者は視覚・聴覚をとおして直感的に内容を理解できます。事前に内容の理解を助ける情報を動画に盛り込むと、講演会やセミナーの登壇者はスムーズに話を進められるでしょう。参加者は、オープニング動画により大まかに内容を把握しているため集中力が持続します。

イベント参加者の期待感を高められる

オープニング動画を制作する主な目的は、イベントやセミナー参加者の期待感を高め、会場の雰囲気を盛り上げることです。参加者は、そのコンテンツに共感・感動し、イベントやセミナーへの参加意欲が高まります。自社のターゲットに合わせて適切なオープニング動画を作れれば、確実に新規顧客獲得やブランディングにつなげられるでしょう。

ただし、イベント参加者のテンションを高め、雰囲気を盛り上げる度合いは、開催するイベントの内容により調整する必要があります。新製品やサービスのお披露目などの場合は盛大に演出してもよいでしょう。しかし、マスコミや取引先向けの発表会などのフォーマルなシーンでは、ことさらに雰囲気を盛り上げるような作り方ではなく、重厚で、品格のあるイメージ映像のほうが参加者のイベントへの期待感を高められるでしょう。

モチベーション向上が狙える

オーディエンスの一体感を醸成し、これから始まるイベントやセミナーに参加するモチベーションを高める…これはオープニング動画がもっとも得意とするところです。例えば、社内向けに「働き方を考えるセミナー」を開催するとしましょう。仕事に対する考え方を問う「社員インタビュー」や、社員の休日の過ごし方を撮影した「社員動画」を盛り込むと、参加者に共感が広がり、一体感も生まれます。オープニング動画により、働き方について真剣に考えるきっかけを与えられるのです。

また、今後に向けてのビジョンや、社員の努力により伸びた業績などの情報を、メッセージ性のあるコンテンツとして盛り込むのも効果的です。会社への帰属意識、仕事へのモチベーションや生産性の向上、離職率の低下へとつなげられます。

自社の製品・サービスのブランディングが向上する

たとえ1~3分程度の動画でも、イベントやセミナーを開催するたびにオープニング動画を流すと、参加者へのアピールになります。自社の魅力や地域社会との関わりをわかりやすく伝えるポジティブな内容であれば、企業イメージの向上や、製品・サービスなどのブランディングを図ることが可能です。

イベントやセミナーを開催する際、特に重要になるのが、企業やブランドのカラーを前面に押し出したオープニング動画です。オープニング動画を効果的に使うことで、瞬時に会場の雰囲気を自社のカラーに変えられます。オープニング動画は、企業やブランドの世界観を効果的に伝えるのに欠かせない、ブランディング戦略における重要な武器だと言えるでしょう。

オープニング映像の制作ポイント

オープニング動画の効果を最大限に活かすためには、制作するうえで外せないポイントがいくつかあります。オープニング動画は自社で制作することも可能ですが、ビジネスに活用するのであれば、動画制作会社に依頼するのがおすすめです。やはり、プロの制作する動画は、クオリティの点で自社制作の動画とは比較になりません。ただし、プロに制作を依頼する場合でも、すべておまかせで作成するのではなく、以下の点について、しっかり打ち合わせしておくことが重要です。

映像時間が適切な長さであるか

オープニング動画はイベントやセミナーの成功を左右します。しかし、欲張っていろいろな情報を詰め込んでしまうと、参加者は集中力が途切れ、飽きてしまいます。これではモチベーションを上げるどころか逆効果になってしまうので、オープニング動画はちょうどよい長さに作ることが重要です。

オープニング動画は、短時間でイベントやセミナーの内容をわかりやすく伝えるものでなければなりません。ただ、単に伝えたいことを短時間にまとめるのではなく、参加者を引きつけるための創造性を意識して制作することが大切です。

参加者視点の内容になっているか

主催者がどんなに素晴らしい仕上がりだと思っても、参加者もそう感じるとは限りません。ターゲットとすべき参加者の視点ではなく、自己中心的な内容では参加者のモチベーションを高めることはできず、逆にそれを損なってしまう場合もあります。

オープニング動画のコンテンツは、参加者の視点で作ることが求められます。参加者が何を望み、どんなことを解決したいと考えているのかしっかり考慮しなければ、参加者の心に響く動画を制作することは不可能です。誰に向けたメッセージやストーリーなのか、動画を制作する前にしっかり確認しておきましょう。

参加者の期待感を高める演出になっているか

オープニング動画の大きな役割は、参加者の期待感やワクワク感を高めることです。参加者がイベントやセミナーの本編へスムーズに入っていけるよう、彼らが得たい、学びたい情報が何なのかを的確にとらえ、動画の中にコンセプトやメッセージとして落とし込みます。本編で参加者を飽きさせないために、リサーチはしっかり行いましょう。

まとめ

オープニング動画は、企業や商品、サービスのブランディングに効果的です。イベントやセミナーなどの冒頭で使用するオープニング動画には、本編の内容をわかりやすく伝え、参加者の期待感とモチベーションを高める役割があります。オープニング動画は、短時間でシンプルにまとめ、参加者にとって有用であることを感じさせる内容にしなければなりません。オープニング動画により参加者の興味を引き、スムーズに本編に入っていけるようリサーチを徹底し、参加者目線で動画を制作しましょう。


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