応募がドンドンくる採用動画のキモとは?

 2017.12.26  株式会社ヒューマンセントリックス

採用活動に動画が有効な理由

採用活動のための動画(以下、採用動画)のニーズは、業界に関係なく爆発的に増えています。スマートフォンを駆使するSNS世代の就活生にとって、動画は社風や働いている先輩の生の声、会社の雰囲気、また社長の想いなどを気軽に確認できる情報源として、紙媒体より優先順位が高いようです。

実際のところ、Webページで動画を掲載している場合のほうが、PDFの資料を掲載している場合より、クリック率が圧倒的に高くなる傾向にあります。リクナビやマイナビといった就活支援メディアが動画を積極的に取り込んでいるのも、そう言った理由からです。

そういった背景から、採用動画の専門会社が、どんどん新規参入している訳ですが、ヒューマンセントリックスのアプローチは、他所の会社と少し異なる点があるように感じます。

ヒューマンセントリックスの考える採用動画

ヒューマンセントリックスのお客様は、元々がBtoB企業中心で、商品やサービスのプロモーション動画であれば、営業部門やマーケティング部門、認知拡大を目的とした会社紹介動画であれば、経営企画部門が担当となります。

お客様のご要望を整理し、最適な動画を企画・撮影・編集をした後に納品となります。納品後、お客様に使い勝手や効果などを確認して、次回以降の提案に活かしていくのですが、当初想定していた利用用途に加えて、採用活動や教育研修でも大いに活用されて来ました。

良く考えてみると・・・会社紹介動画も、採用動画も、視聴対象がビジネスパーソンか就活生かの違いはあっても「会社について適切に表現する」という視点においては全く同じ性質のコンテンツです。

最近では、経営企画や、マーケティングからご依頼いただいた会社紹介動画について「採用でも是非ご活用ください」「他社はそうやって成果を上げていますよ」と必ず、お伝えしています。

以前に制作した会社紹介動画を、採用向けにしっかりと活用できるようにチューンアップ!

そのポイントは・・・

  • 若手社員メッセージ
  • 社長メッセージ

上記の2点を加える事です。

若手社員メッセージ

立場の異なる若手社員複数名のインタビュー動画です。営業系、技術系、サポート系など、採用対象となる職種に配属されている、新卒から数えて5年前後の若手社員を対象とします。さらに、男女比も、採用実績に併せてバランスをとることをお薦めしています。

例えば、男性3名、女性2名に登場いただくなど。就活生にとって、どんな先輩が、具体的にどのような活動をしているか・・・動画でしか表現できない熱量や雰囲気が、就活生に伝わり自分の将来を身近に感じてもらうことができます。

インタビューの際、会社によっては、一言一句、カンペを用意していただく会社もありますが、採用動画では、何を語っているかより、全体の雰囲気、表情や声のトーンなどが重要です。あからさまにカンペを読んでしまっている映像では、「言わされている感がありあり」で、マイナス効果となってしまいます。

現場では、インタビューを受ける方が緊張しないように楽しい雰囲気をつくって、撮影を進めていきます。目安としては、男女5名の立場の異なる若手社員にインタビューをして映像化する場合、1名あたり60秒以内になるように編集します。 展開が速い動画のほうが、就活生を飽きさせずに引き付けることができます。

社長メッセージ

就活生にとって、会社を選択する中で、当然のことながら、どんな社長の下で働くかは…とても、気になります。社長は、どんな考えなのか、どんな人柄なのかを知りたいという要望が特に最近、多くなっています。

大企業ともなれば、社長が面接に登場することも、あまりありません。就活生は、会社案内のパンフレットに、どっしりと、ちょっと遠い存在の社長の写真とメッセージを見るだけで、その会社に一生を委ねるか否かを判断しなければなりません。

社長メッセージを写真や文章だけでなく、動画で表現できれば、声のトーンや表情で、社長人となり、人間力を感じることができます。加えて、真面目なプレゼンテーションの後に素顔をイメージできるオフショットを入れたりすればより良いです。

例えば、社長メッセージの収録終了後、「はい!カット」という掛け声の後、ホッとした表情の映像を加えたりすると、人間味溢れる社長の一面を自然に表現できます。 遊び心をもった動画の構成は、自由で楽しい会社のイメージを醸成できます

ドキュメント風に作り込んだ採用動画

数年前にちょっとした流行がありました。いわゆる、「プロジェクトX」風、「情熱大陸」風、と言われるテイストの作り込んだ採用動画です。当社も、いくつもの案件に携わり、その盛り上げに寄与していきました。

就活生の目を引くには、多少のインパクトやドラマ仕立ての演出は、重要ですが、最近の傾向としては、自然な姿勢や真実が優先されるようです。「先輩の1日を追う」といった構成でも、出来る限りドラマ的な要素を少なくして、 実直に、真面目に、一生懸命、自然体で活動している様子を映像化していきます。

採用の申し込み数より、定着化が大事です。できるだけ真実を伝えて、採用後の定着化を大切にする姿勢の表れだと思っています。

会社説明会での使い方

お客様に推奨しているのは、前・中・後における採用動画の活用法です。一つ一つ解説していきます。

会社説明会の「前」に動画を活用する

就活生の皆さんは、殆どが開始10分前には到着します。どんな会社なのか、どんな出会いがあるのか、期待と少しの不安を持ちながら参加します。そこに、自分たちとあまり年の変わらない先輩社員に出迎えれてもらうと、温かさと安心感に包まれはずです。

年齢が近くリアルに感じる先輩。既に第一線で活躍中の身近な先輩。多忙ながら生き生きと働く姿を伝えるのは動画に任せます。前述した若手社員インタビューを活用します。

会社紹介動画として取り入れる場合は、1名あたりの動画の長さをできる限り短くし、要点を絞ることが求められますが、説明会開始前や、休憩時間中、または終了後など、BGM的に動画を流す活用場面もあります。

その際は、敢えて編集前の長尺版(といっても、1名あたり3〜5分が目安の動画)をお薦めしています。

会社説明会の「中」で動画を活用する

会社説明会を効果的に実施するアイデアをご紹介します。

さぁー、会社説明会の開始です。イベントさながらのアタック動画(インパクトのある音と映像で訴求する動画)を最初に流し、参加者の注目を集めるのはいかがでしょうか。また、冒頭の挨拶、簡単な概要説明の後、社長メッセージを流すのも良いでしょう。さらに、「皆さんの数年後の姿をイメージいただく」ということで若手社員のインタビュー動画をご覧いただくのはいかがでしょうか。

会社説明会は、だいたい1〜2時間くらいです。ずっと担当者が説明しているより、動画を交えたほうが、参加者を飽きさせずに理解しやすい説明会になります

また、運営サイドにとっても、同じ説明を何度もする必要がなく、動画に任せるべきポイントは任せてしまい、動画を放映している間に参加者の雰囲気を確認することもできます

ただし、1本あたりの動画の尺(時間)は、5分以内としてください。実際のプレゼンテーションの中で動画を利用する場合は、短く、多くが理想的です。限られた時間内で、多くの情報を的確に効果的に伝えることができるからです。

会社説明会の「後」で動画を活用する

会社説明会で利用した様々な動画は、徹底的に再活用することをお勧めします。遠方で参加できなかった就活生向けに、メールで案内することも効果的でしょう。

さらに、会社紹介や社長メッセージの動画を採用ページに掲載することで、サイト自体のわかりやすさと訴求力も上がります。

大学向けに パンフレットなどを配布する場合は、必ず動画掲載のURLを
QRコードにして記載ください。その際、「社長メッセージ動画 60秒」など、それが動画である、そして短い時間であるという2点がわかるように記載すると良いでしょう。 動画の内容と再生時間の記載があるものとないもので、アクセス数が圧倒的に変わって来るからです。

採用動画を上手く活用することこそが答え!

以上、応募がドンドンくる採用動画のキモとは?というテーマで、お話ししました。採用動画は、あくまでも、就活生にクリックしてもらう割合を高めたり、訴求や理解を促進するための手段でありツールです。

まずは、多くの就活生が訪問するサイトでなければ、いくら素晴らしい採用動画を掲載したとしても一気に効果が上がるものではありません。会社説明会が閑古鳥では、採用動画自体の活躍の場がありません。

就活生を対象としたメディアに掲載したり、イベントや展示会に出展したり、さらには、大学や専門学校に足しげく通ったりという様々な活動の中で、採用動画を上手く活用することこそが「応募がドンドンくる採用動画のキモとは」の答えとなります。

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