採用動画のメリットや作り方、効果を出す方法を解説【動画事例あり】

 2019.07.03  2022.04.19

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日本の人口減少や少子高齢化、それに伴う労働人口の減少は現在深刻な問題であり「The War for Talent(人材獲得・人材育成競争)」という言葉が生まれるほど、優秀な人材を確保しようという動きが激化しています。効率良く優秀な人材を確保するためにはどのような人事採用施策を展開すればよいのか?その答えの一つが採用活動における動画活用です。その採用活動に動画コンテンツを取り入れることで企業にとってどのような効果やメリットがあるのでしょうか?本稿では、採用活動における動画コンテンツ活用のメリットや効果を発揮させるポイントを解説いたします。

採用活動に動画コンテンツを活用するメリット

採用活動に動画コンテンツを活用する企業にとってのメリットとは何でしょうか?具体的にいくつかのポイントに絞りご紹介いたします。

動画コンテンツでしか伝わらないものがある

企業にて行われる会社説明会では、重役や担当者が会社について色々な説明を行ったり、パンフレットを配布したり、新卒者がどういった企業かを理解するための努力をしています。しかしながら、多くの採用活動では人材とのミスマッチが起こりやすく、会社説明会での理解が不十分だということが読み取れます。動画コンテンツを活用した採用活動では、テキストや画像、口頭での説明だけでは伝わらない部分まで伝達することができます。そうすることで人材とのミスマッチを未然に防ぎ、自社にとって最適な人材を効率良く採用できます。

より多くの求職者の目に留まりやすい

スマートフォンが普及した現代において、多くの求職者は日常的に動画コンテンツを視聴しています。そのため、企業アピール動画やインタビュー動画、オフィス紹介動画などを配信することで、より多くの求職者に動画コンテンツが視聴されるようになります。インターネットを介せば国や地域を限定せずに動画コンテンツを配信できるため、優秀な人材の目に留まる可能性も高くなるでしょう。

テキストや画像よりも印象に残りやすい

動画コンテンツには映像に加えて音声を付けることができるため、視聴者の印象に残りやすいコンテンツが完成します。印象に残りやすいということは、より多くの応募者を集めることができ、その中から優秀な人材を発掘できる可能性も高まります。

マーケティング的要素を盛り込める

動画コンテンツを活用した採用活動ではターゲットに対して効率良くコンテンツを配信することができます。YouTubeSNSなど多様なプラットフォームでターゲティング機能を利用することができるため、マーケティング的要素を盛り込んでより多くのターゲットに動画コンテンツを訴求できます。また、昨今のMAツールなどを企業サイトと連動させれば、誰がどれくらい動画を閲覧しているのかなどを特定することも可能です。

低コストで効率良く採用活動ができる

動画コンテンツは視聴回数が増えるほど拡散力が高くなります。そのため、高いコストをかけなくても大量の応募者を集めることも可能です。

求職者にとっての動画メリット

求職者としてのメリットは、採用動画を見て就職後の具体的なイメージを湧かせることで、自身が本当に入りたい会社を見つけられることです。また、全体を動画で構成すれば地理的、時間的な制約から解放されるため求職者にとって気軽に参加・応募できるというメリットもあるでしょう。

厚生労働省の統計によると、入社3年目までに離職した人の数は全体の32.2%です。10人の新卒者を雇用すれば、入社3年目までに少なくとも3人が離職する計算になります。

引用:厚生労働省「新規大卒就職者の事業所規模別離職状況

離職率の高さは会社にとって負の連鎖に陥りかねません。せっかく教育し一人前になったところで、すぐに辞められてしまっては会社としては大きな損害です。また、周りにも辞める連鎖が発生してしまう可能性もあるのです。

離職率の高さの背景には会社と人材のミスマッチが原因として多くを占めているのではないでしょうか。就職後に「100%イメージしていた通り」は不可能でも、限りなく100%に近ければ離職率は確実に低くなるでしょう。実際に、離職率の低い会社というのは、採用活動に十分な時間を割いたり、多様な施策で会社と人材のミスマッチを限りなくゼロにする活動に積極的です。

そうした中で、動画コンテンツを用いた採用活動は、ミスマッチを低減するための一手に成り得るでしょう。求職者が本当に入りたい会社を選べるということは、採用者側にとって離職率が低くなり人材コストが下がるという大きなメリットにつながります。動画では求職者に共感してもらい生の情報を的確に伝えることが重要なのです。

採用活動での動画コンテンツ活用パターン

一口に採用活動で動画コンテンツを活用するといっても様々なパターンがあります。いくつかご紹介いたします。

企業アピール

採用情報にくわえて社内の様子や雰囲気などを、動画コンテンツを使って紹介することで、臨場感のある映像を作ることができます。淡々と会社紹介をするものもあれば、プロモーション映像のように音と映像を組み合わせてスタイリッシュに仕上げたものもあります。動画コンテンツの内容は「何をアピールしたいか?」によって多様に変化するので、目的を明確にすることが成功のポイントです。

また、海外工場や支店など地理的に行くことが不可能な場所などの紹介で動画を用いることで、あたかも現地に行っているかのような臨場感を体験してもらうことも可能になります。また、社長や役職者の経営メッセージなどを盛り込むことで会社の方向性などを共有することも良いでしょう。

<参考動画>

日本金属株式会社

株式会社商業科学研究所

社員インタビュー

企業アピール動画と合わせて活用されることが多いのが、社員インタビュー動画です。企業が社員にインタビューを行い、それを採用募集用の動画コンテンツとして活用します。企業に実際に勤務している社員の声を聞けたり、実際に業務を行う姿が見られたり、求職者にとって企業の雰囲気などを知るきっかけになるため、企業について理解を得た上で応募してもらいやすいという特徴があります。企業によっては多くの部署が存在しており、それぞれの部署の社員インタビューで、求職者が入社した場合にどのように働くのかなどを、自分ごととしてイメージしてもらえるように演出しているケースもあります。

<参考動画>

りらいあコミュニケーションズ株式会社

株式会社トープラ

 

オンライン説明会やオンライン面接

会社説明会といえば企業にて実施するのが主流でしたが、最近ではオンラインを活用した動画配信で会社説明会を行う企業もあります。オンラインであれば地方や海外など地理的な制約から解放されるため、より多くの求職者にアプローチできることが可能となり優秀な人材に到達できるというメリットがあるのです。また、オンラインで面接するという企業も最近では増えてきています。

チャット機能でオンライン説明会を盛り上げる

会社説明会をライブ配信する時、チャット機能を付けると参加者の本音を引き出すことができます。ライブ映像と一緒にチャットの履歴をお客様に提供することで、就活生の生の声を確認することができ、付加価値の高いサービスとなります。

④ 社長メッセージ

就活生が会社を選択する中で、どんな社長の下で働くかはとても気になります。

そのような場合には就活生への社長メッセージ動画が有効です。動画では、社長の考えや会社の方向性、社員やマーケットへの思いなどを発信することで、人となりや人間力、安心感が伝わります。また、テクニックもいくつか存在します。真面目なプレゼンテーションの後に素顔をイメージできるオフショットを入れたりします。 例えば、プレゼンの終了後、ホッとした表情の映像を加えたりすると、人間味溢れる社長の一面を自然に表現できます。 遊び心をもった動画の構成は、自由で楽しい会社のイメージを醸成できます。

⑤ドキュメント風に作り込んだ秘話や歴史紹介

いわゆる、「プロジェクトX」風、「情熱大陸」風と、言われるテイストの作り込んだ採用動画です。例えば主力製品やサービスの開発秘話や社員たちの努力をドキュメンタリー風に作り上げることで、この会社で働くやりがいなどを伝えることができるでしょう。また、創業からの歴史などの振り返りをドラマチックに表現することで、歴史を作る一因としての面白さや自覚を芽生えさせることも可能になります。

採用活動動画を成功させるポイント

たくさんのメリットを持つ採用活動動画ですが、成功させるためにはいくつかのポイントを押させることが大切です。ここではそのポイントについてご紹介します。

動画コンテンツ活用の目的を明確にする

採用活動において動画コンテンツを活用する目的は、採用活動の効率化やより多くの人材募集などでしょうが、企業ごとに細かい目的があるはずです。この目的を明確にしておかないと、効果の出る動画コンテンツ制作はできません。採用活動で動画コンテンツを活用しようと考えたら、今ある課題から活用も目的を明確にしてみましょう。

コンセプトをハッキリと決める

動画コンテンツ制作ではコンセプトがハッキリしていないと、質の高い動画コンテンツは完成しません。たとえば企業アピール動画を制作する場合でも、企業ブランドの価値を高めたいのか、従来のイメージを払拭したいのかで制作する動画コンテンツは大きく変わります。コンセプトをハッキリと決めることで、制作すべき動画コンテンツがより具体的になるため、必ずハッキリとしてコンセプトを持ちましょう。

信頼できる映像制作会社を選ぶ

採用活動で使用する動画コンテンツは一定以上のクオリティが必要なため、映像制作会社の動画制作を依頼することになるかと思います。その際に大切なのが、信頼できる映像制作会社を選ぶことです。まずは実績を確認した上で、制作コスト等を把握したり、実際に担当者にコンタクトを取って信頼できる制作会社どうかを見極めましょう。

基本的に役者を使わない

採用動画などでは、極力役者を使わないことを考えます。社員インタビューで役者を使うことはありませんが、例えばオフィス紹介などでは社員が説明することでより親近感を抱かせることが可能になります。また、求職者はどのような人が働いているのか、なども気になっているため、社員に手伝ってもらった方が、より自身が働いた場合のイメージが湧きやすいと言えます。

会社説明会での採用動画の使い方

上記で説明したような採用動画は、ホームページなどのオンライン上に掲載することは最低限行うべきことです。また、作成した動画の活用の仕方について弊社によく質問をいただきます。ここでは、そのちょっとしたテクニックや使い方をご紹介します。弊社がお客様に推奨しているのは、前・中・後における採用動画の活用法です。

会社説明会の「前」に動画を活用する

就活生の皆さんは、殆どが開始10分前には到着します。どんな会社なのか、どんな出会いがあるのか、期待と少しの不安を持ちながら参加します。そこに、自分たちとあまり年の変わらない先輩社員に出迎えてもらうと、温かさと安心感に包まれるはずです。

年齢が近くリアルに感じる先輩。既に第一線で活躍中の身近な先輩。多忙ながら生き生きと働く姿を伝えるのは動画に任せます。前述した社員インタビューを活用します。会社紹介動画として取り入れる場合は、1名あたりの動画の長さをできる限り短くし、要点を絞ることが求められますが、説明会開始前や、休憩時間中、または終了後など、BGM的に動画を流す活用場面もあります。その際は、敢えて編集前の長尺版(といっても、1名あたり35分が目安の動画)をお薦めしています。

会社説明会の「中」で動画を活用する

会社説明会を効果的に実施するアイデアをご紹介します。

さぁー、会社説明会の開始です。イベントさながらのアタック動画(インパクトのある音と映像で訴求する動画)を最初に流し、参加者の注目を集めるのはいかがでしょうか。また、冒頭の挨拶、簡単な概要説明の後、社長メッセージを流すのも良いでしょう。さらに、「皆さんの数年後の姿をイメージいただく」ということで若手社員のインタビュー動画をご覧いただくのはいかがでしょうか。会社説明会は、だいたい12時間くらいです。ずっと担当者が説明しているより、動画を交えたほうが、参加者を飽きさせずに理解しやすい説明会になります。

また、運営サイドにとっても、同じ説明を何度もする必要がなく、動画に任せるべきポイントは任せてしまい、動画を放映している間に参加者の雰囲気を確認することもできます。

ただし、1本あたりの動画の尺(時間)は、5分以内としてください。実際のプレゼンテーションの中で動画を利用する場合は、短く、多くが理想的です。限られた時間内で、多くの情報を的確に効果的に伝えることができるからです。

会社説明会の「後」で動画を活用する

会社説明会で利用した様々な動画は、徹底的に再活用することをお勧めします。遠方で参加できなかった就活生向けに、メールで案内することも効果的でしょう。

さらに、会社紹介や社長メッセージの動画を採用ページに掲載することで、サイト自体のわかりやすさと訴求力も上がります。

大学向けに パンフレットなどを配布する場合は、必ず動画掲載のURLQRコードにして記載ください。その際、「社長メッセージ動画 60秒」など、それが動画である、そして短い時間であるという2点がわかるように記載すると良いでしょう。 動画の内容と再生時間の記載があるものとないもので、アクセス数が圧倒的に変わって来るからです。

会社・オフィス紹介動画が最初に作成すべき理由とは

採用のために色々な動画があることは、今までの説明でご理解いただけたかと思います。それでは最初に何を作成すれば良いのでしょうか。もちろん状況に応じて変化することは言うまでもありませんが、最初に作成するのはオフィスや会社の紹介動画をお勧めします。理由は、多くの人々が最初に見るコンテンツであるからです。この紹介動画から就活が始まると言っても過言ではありません。そのような背景もあり、最初に力を入れるべきは会社・オフィス紹介動画をお勧めしています。

オフィス紹介動画制作のポイント

オフィス紹介動画制作のポイントを紹介していきます。

色を持たせる

何でもかんでも色を取り入れることは、ごちゃごちゃした印象を与えてしまって逆効果になりますが、ある程度色を持たせることで好印象を与えることことは確かです。ベンチャー企業を中心にオフィス自体をクリエイティブな空間にしようという取り組みが増えています。最近では「大企業に就職して安定したい」という人よりも、「Googleのようにとにかくお洒落なオフィスで働きたい」という要望を持つ人が多いようです。そのためオフィス紹介動画を制作するにあたってオフィスを改造し、お洒落な空間にすることも採用活動における一つの取り組みです。

一色にまとまったデスク空間や蛍光灯の色だけが目に入るようなオフィスでは暗い印象を与えてしまいます。

明るい印象を持たせる

オフィスに明るい印象を持たせるためには色を取り入れるだけでなく、積極的に自然光を取り入れることも大切です。そのため全部とは言いませんが可能であれば光が取り込めるところでオフィス紹介動画を撮影しましょう。

リアル感を演出する

オフィスで働く姿を具体的にイメージさせるためにはリアル感を演出することが大切です。たとえば手ブレ補正機能に優れたカメラでオフィスの中を歩き、実際にそこで働いているかのような体験をしてもらうことで、このオフィスで働きたいという気持ちを沸かせます。

 働く人も紹介する

新卒者が気になるポイントは「どのようなオフィスで働くのか?」だけでなく「どのような人と働くか?」も気になっています。そのためオフィスを紹介するのと同時に、そこで働く人も紹介するとよいでしょう。動画コンテンツの中にインタビューを取り入れるとよいでしょう。その際に各部署や職種、役職などに応じて自分が就きたい層の方々のインタビューがあるとより親近感がわくでしょう。

このようにオフィス紹介動画を制作するポイントはいくつかあります。大切なのは「このオフィスで働きたい!」と思わせるような動画コンテンツを制作したり、あるいはそうした仕組みを作ることです。

オフィス紹介動画制作ではやってはいけないこと

オフィス紹介動画を制作するにあたって、やってはいけないことがいくつかあります。

過剰な演出はしない

オフィス紹介動画を制作する目的はそこで働く具体的なイメージを持ってもらうことです。もしもそのイメージと実際に入社した際の印象が乖離してしまえば、新卒者のフラストレーションが溜まり最悪のケースでは離職に至ります。これは企業にとっても新卒者にとっても良いことではありません。

企業は新卒採用にあたって多額の費用を投じていますし、新卒者は自分の人生を決める選択をしています。そのため、ミスマッチを極力防ぐことが大切です。

従って「自社で働きたいと思ってもらいたい!」という気持ちから、オフィス紹介動画で過剰な演出をすることは避けるべきでしょう。

役者を使わない

オフィス紹介動画で大切なのは新卒者にありのままを伝えることです。そしてあたかも自身がオフィスにいるかのようなイメージを作り出すことです。そのため過剰な演出をすることはもちろん、役者も使わない方がよいでしょう。できる限りそこで実際に働く人にフォーカスして、オフィスの雰囲気を伝えましょう。

もちろん例外もありますが、これらのやってはいけないポイントに注意し、オフィス紹介動画制作にあたってください。

採用動画事例

弊社でお手伝いさせていただいた採用で活用された動画実績は、実績ページでご案内させていただいております。

採用動画事例

採用動画事例集

採用動画の成功の秘訣

採用動画のニーズは、業界に関係なく増えています。動画は、社風や働いている先輩の雰囲気、また社長の思いなどを気軽に確認できる情報源として、紙やテキストより、優先順位が高いようです。動画を掲載している会社のほうが、クリック率が圧倒的に高くなります。リクナビやマイナビといった就活支援メディアが動画を積極的に取り込んでいるのも、そう言った理由からです。

それでは最後に採用動画が成功している企業の成功パターンをご紹介します。一般的に採用動画は、人事部門が主体となって動きます。そして、失敗するパターンとしては人事部門だけで閉じてしまうケースです。逆に言えば成功するパターンは、人事部門が主体となり全社を巻き込むようなケースです。その際に人事部門が、会社の隅々まで魅力を理解していると効果の高い動画が出来上がります。ヒューマンセントリックスヘでは数多くの採用動画の制作に携わってきました。動画制作会社でありながら、社内にはHRソリューション部門が存在するほどに力を入れている領域であり、数多くのノウハウや実績が存在します。

もし、採用活動で動画を活用する場合には弊社までお問い合わせいただければ幸いです。

関連サービス:採用動画制作サービス

更新日:2022年3月30日  採用動画事例の項目を追加しました。

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