株式会社地方のミカタへの資本参加の意図と未来

 2018.06.22  株式会社ヒューマンセントリックス

ヒューマンセントリックスの基本は、人中心のビジネスモデルです。
詳細については、本連載第一回にて、紹介しています。

社会のシーズを見たとき、人中心のモデルで成立するビジネスの1つとして企業で活用できる動画制作があります。
これは、動画制作を起点としているのでなく、あくまでも、人中心モデルで実現可能である社会や企業のニーズが動画制作であったということになります。

ヒューマンセントリックスが動画制作以外に、人中心のビジネスモデルとして展開している事業に「地方のミカタ」があります。地方から東京で就職活動をしている学生の課題を解決するビジネスモデルだから、会社名も株式会社地方のミカタ です。

地方のミカタの創業者である岩本洋樹と出会ったのは2015年8月でした。
とても素晴らしい理念を持った会社であるけれど、経営基盤が脆弱なのでヒューマンセントリックスとの連携で何とかならないか…とある経営者仲間から紹介いただきました。

岩本は、京都大学大学院時代に、自身が就活活動をしながら地方と東京の就活格差を感じ、その衝動から、就活シェアハウスを考案しました。その後、学生団体就サポSを設立し、2014年5月法人化しました。
伊藤 豪は、2013年4月コカ・コーライーストジャパンに入社後、岩本の理念に共感し、2014年8月 就サポS(現地方のミカタ)に合流しました。二人は同い年です。
社会人経験も乏しい岩本と伊藤が社会の課題に対して、思いだけで立ち向かっていっても厳しい現実がありました。
私自身、福岡出身で、就職活動の際、同じ課題を強く感じており、地方のミカタの理念に対してすぐに共感できました。

併せて、それを乗り越えてまで、東京で活動しようという反骨精神は、東京の学生にはない、地方学生の強さの源泉だと思っていました。
そんな学生を企業は求めています。

当時の地方のミカタは、学生から、幾何の利用料をいただき、運営していました。
これでは、二人がどんなに汗をかいて頑張っても、生活すらままなりません。
企業は採用活動に多くの予算をかけています。しかし、当時の地方のミカタには企業とのパイプがほとんどありませんでした。地方のミカタのビジネスを軌道に乗せるため、2015年12月に3つの経営資源を地方のミカタに、投入しました。

お金

資金を投入することで、地方からの就活生の高速バス発着ターミナルである新宿西口に就活カフェをオープンし、そこに地方のミカタの本社を併設しました。
さらに、シェアハウスが可能な物件と契約し、直営の就活シェアハウスを設けました。

人材

当時、ヒューマンセントリックスのHRソリューション部長であった佐久間大を、取締役の一人として出向させました。佐久間は新卒採用市場向けに「採用マーケティングサービス」のスペシャリストです。採用動画に関しては日本で最多の本数を導入したといっても過言ではないでしょう。

採用マーケティングサービスを通して人事部門の課題解決を提案している中、ユーザーである学生の立場をさらに深く理解したいと青山学院大学大学院にて経営学修士(MBA)を修了するなどのユニークな逸材です。
佐久間が経営に参加することにより、企業とのパイプも太くなり、積極的な営業活動が可能になりました。

技術

就活生と企業を繋ぐプラットフォーム開発にヒューマンセントリックスの開発部隊のほとんどを
投入しました。これにより、会員企業を有償で募り、地方のミカタを利用した就活生と、プラットフォーム上でやり取りができるようなサービスをはじめました。
まさにダイレクトリクルーティングサービスで、今では地方のミカタの収益の柱となっています。

上記の経営資源の投入によって、企業からの原資で、就活生には手厚いサービスを行えるようになり登録者数は爆発的に伸びてきました。

人中心のビジネスを目指すヒューマンセントリックスは、動画制作をきっかけに1500社以上の企業と取引があります。

日々の営業活動の中で、動画制作の話はもちろんの事、それ以外にも様々な要望を聞いています。

企業を取り巻く課題に対して、人中心をベースとしたビジネスモデルで解決できるものがあれば、今後とも、積極的に新事業として取り組んでいきます。

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