DESIGNROOM
何を考えて、どう創るのか。そこにその人の
個性が見える気がして。そこに興味があるんです。
岩崎 大輝Manager / Creator
音楽系大学卒業後、「音楽と映像の共存」に強い思いがあり動画・Web制作会社に入社。サウンド部門を立ち上げる。10年の勤続を節目に社会経験を求め他業種へ転職したが、創る欲求に駆られる毎日に悩む。そんなとき前制作会社で共に仕事をしていた田島(同DESIGNROOM)の紹介でヒューマンセントリックスに出会い2015年入社。経験を生かし、選曲やMA、動画編集をこなし、今ではDESIGNROOM のマネージャーとしてアサイン調整など部全体を見る動きをしています。
映像のとなりで音楽の仕事がしたい。ただそれだけ。
映像と共存することで音楽の価値はあがる。この想いだけで音楽部署のない制作会社に入社し、サウンド部門を立ち上げました。いろいろ試行錯誤がありましたが、巡り合わせもあってイベントやゲームへの楽曲提供、映画サウンドトラックへの参加やアーティスト活動までやりました。
時代の流れもあり、10年を節目を機会にいっそ社会経験を積もうと思い、まったくの未経験である通関業へ転職しました。
アパレルが好きだったので衣類を中心として食肉まで担当して。入ってすぐ、すごい大きな商流の中で自分ってちっさいんだなって思いましたね。そう思うほど、やっぱり、自分は何かを創る環境に身を置きたいんだっていう気持ちが強くなってきて。ちょうどその時取引先の不祥事があって、それをきっかけに思い立って前職で一緒だった田島に連絡。
そこでヒューマンセントリックスに出会いました。実はもう1社、お声掛けさせていただいていた制作会社さんがあったんですが、ヒューマンセントリックスには社内に制作と営業が共存している点に興味が湧き、かつ先進のIT・技術関連に近いというところが選定理由です。
経験上、制作と営業は仲が悪いもんだと思っていたので、どうやって折り合いをつけているのかと気になってしまって(笑)。入ってすぐにBtoB向けだからこそ「お客様の課題を解決する」という点で制作が営業を必要とし、両者で知恵を出し合っているからだとわかって。
ちょっと変わった制作会社だな、と。で、そこがいまでも変わらず、この会社の魅力だなと感じています。
他メンバーの動きやすい環境作り。それが今の自分の仕事のひとつ
DESIGNROOMというのは、「課題を解決するための手段、それをDESIGNすること」と定義して、それを大げさでもなく適度なサイズ感で。 本来のDESIGNという言葉の定義に限りなく近い意味で採用し部署名としています。で、そこのマネージャーをやっております。
福岡にも制作部はありますが、東京オフィスに拠点を置いているDESIGNROOMでは、地の利を生かし直接お客様と会話する機会を持ち、そのまま企画や構成に反映させ、さらに撮影から編集までを少人数でマルチに行います。
僕の仕事は、その流れの起点になります。日々何かしらの案件相談を受け、他メンバーをアサインし、さらには自分の案件編集や必要であれば他メンバーのヘルプに入る。なので、編集だけやっていた頃より、格段に自分の席に座っていられる時間はかなり減りましたが、それで他メンバーが順調に回るのであれば本望と思っております。
仕事をしていく中で意識しているのは、他メンバーにはもちろん、部署関係なくできるだけ雑談をすること。もちろん空気は読みつつですが。 やっぱり、そういった雑談の中に情報が隠れているんですよね。
で、そういうのをキャッチアップしていく。もちろん、挨拶だけで済むこともあるし、笑い話になればそれもいい。まじめな話になればちゃんと聞く。それだけで空気って変わるんですよ。そういうのを大事にしたいなと考えています。
クリエイターとしてのモチベーションに関しても、似たような感じですね。常に周りを見ることを心がけている、というかそうなった、というか。
これは昔からなんですが、業界のニュースって自ずとアンテナを張っているので勝手に入ってくるじゃないですか。だから、情報交換とかする同業の友達はほとんどいなくて。見方によってはダメダメなんですが、それよりも他業種の人たちの声のほうが新鮮でおもしろくって。
そういうところからの影響を受ける方が大きいですね。そこで見た写真だったり、Webだったりが動いたら・・・とか、音がなったら・・・みたいなものを考える。そういうものが作るものの起点になっていることが多いです。
そういった「引き出し」を常につくる。それを良きところで使う。これを繰り返してきた感じです。そういう「引き出し」の多さはクリエイターとしての価値だと思うんですよね。
人と仕事をしている以上、アイデアを求められる時って絶対的に自分の都合じゃないので。その時に何が返せるか、じゃないですか。ハマんなくてもいいんですよ。それで相手が触発されれば。何も返さない、っていうのはその時点で機会損失です。
アイデアを求めているって言う時点で少なくともディスカッションを求めているわけですから。「引き出し」はジャンルをまたいで広く持っていたいですね。

人と一緒に働くことを楽しいと思ってもらいたい。
そしたらきっともっと「おもしろい」が増える
だろうな。
メンバーが増えて大きくなったらいいなぁと思います。そうなったらいよいよ自分の案件なんてやってる時間が取れないのかもしれませんが(笑)お客様の課題も多種多様になり、同業他社も増え、その中でどういう形で先導を切っていくか。それが課題ですね。やれることはまだたくさんあると思います。常に間口は開けていたいですね。
こういったところがチームであることの意義があると思っています。自分にできないことがあってもチーム内で「誰か」が対応できる状態をつくる。それは裏を返せば、自分にアサインされていない案件は他の「誰か」がやっている、ということ。で、時としてその「誰か」に補ってもらっているっていうこと。さらにはその「誰か」が状況や好条件で、自分が思っていたよりも高パフォーマンスを発揮したりすることもある。そういうおもしろさ。自分一人では体験できないことですよね。
そういう気持ち、周りに対するリスペクトを持ったまま、新しいことにチャレンジ、それを競い合う部署でいられるようにしたいな、と。
DESIGNROOMは、大多数をディレクターで構成した部署として機能しているので、それ故に、もしかしたら将来は内部に制作を持つようになったりするかもしれません。逆に細分化して別部署になることもあるかもしれません。どんな形であっても、どんな立場であっても、僕はそういう人たちを立てていきたいなぁと思っています。よくいう「おれのことは置いていけ、さっさと先に行け!みたいなスタンスで。きっとそういう動き方、働き方は変わらないと思いますね。
まずプロセス。考える力を。
いつもする話なんですが、そのプロセスを教えてくれって話をするん
です。
大きくいってしまえば、結果は僕らが判断するものではないと考えています。結果はいろんな人の物差しで判断されるべきで、少なくとも僕が判断するものじゃない。でもフローとして定着するものか、ブラッシュアップが必要か、その判断はしなくちゃいけない。ワンオフから、データベースとして蓄積して運用できるものもあると思うんで(笑)
だから結果よりもプロセスを重視してるんです。
で、これは僕個人で気にしているところなんですが、そのプロセスを紐解くと、その人の思考の流れがわかる気がしていて。その人が、何を目的にしてどう考えてこれを表現したか、それがその人を知る指標になるし、アサインする上で大事な要素になっているんです。
人が違えば表現手法は変わりますよね。できるできないのスキルの違いがあるので。
ですがスキルは後からどうにでもなりますが、アイデアについては平等であるべきです。そのアイデアの良し悪しを言うのではなく、何を選ぶのかが大事でそこを助けたいんです。足りなければ補えばいいんです。そのためにはその人のことを知らなきゃだめだろって思うんです。
こういうふうに大仰に言ってしまうと、話しかけた時に意識されちゃったりで、それはそれで困るんですけどね。
でも、そういうところを意識させない、というか、してほしくないので、日頃から雑談をして、なんでも話ができる空気感をつくることに配慮をしているつもりです。雑談ウェルカムです。
なんか、各項目の文字数が多すぎて捕まったらめんどくさそうな人だなって思われちゃいそうですね、自分(笑)

お客様へのメッセージ
DESIGNROOMは社内で「動物園のようだ」と揶揄されたりしますが、意外とその通りでして、多種多様な経歴の持ち主ばかりです。
一部の重鎮たちを除いては、一般的な制作会社を経験しているメンバーはほとんどおらず、独自の道を歩んできたものばかりです。故に、オリジナリティを貫き、型にはまらない表現をスピード感を持って取り組むことができていると思っております。すべては案件を通して、課題を解決するお手伝いをするだけでなく、スムーズにお取引できるよう最短のルートを常に模索、提案いたしますので是非一度ご相談ください。
すでにお付き合いのあるお客様にはもうすでにDESIGNROOM内の何かしらの動物がお世話になっているかもしれません。引き続きお引き立てくださいますよう、宜しくお願い致します。

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