株式会社ヒューマンセントリックス
写真や動画の撮影でカメラに写る被写体すべてにピントを合わせる撮影手法。カメラの被写界深度を深くすることで、遠くのものから近くまでピントが合っているように見せる。景観の撮影や写実的、現実的なシーンの構築に使われることが多い。パンフォーカスを有名にしたのは、1941年に公開されたアメリカ映画「市民ケーン」で、随所でパンフォーカスによる効果的なシーンが収められている。日本では黒澤明が好んで使っていた。