インフォグラフィック動画とは?特徴と効果、そして事例を解説

 2021.07.12  株式会社ヒューマンセントリックス

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すさまじい量の情報が駆け巡っている昨今、インフォグラフィック、そしてインフォグラフィック動画が高く注目されています。

情報やデータを可視化して直感的に表現するインフォグラフィック動画は、サービスや商品の説明をする際にたいへん役立ちます。この記事ではインフォグラフィック動画の解説と、制作するメリットや事例について紹介します。

インフォグラフィック動画とは?特徴と効果、そして事例を解説

インフォグラフィック動画とは何か?

インフォグラフィック動画とは、一言でいうと「図形化した情報を動画にしたもの」です。

情報量が莫大に増えている現代では、平面の資料よりもわかりやすくユーザーに伝える手法として注目を集めています。

図・イラスト・音声で複雑な情報を明示

インフォグラフィック(infographic)は、インフォメーション(情報)とグラフィック(視覚表現)を合わせた造語で、さまざまなシーンで利用されています。

身近なものだと電車の路線図や地図などもインフォグラフィックの一部であり、無意識に毎日どこかで目にしているでしょう。これらの情報に動きをつけたものがインフォグラフィック動画で、効果音やアニメーションを加えて複雑な情報を直感的に理解できるようにしています。

動きが加わることで時間軸に沿った説明もスムーズに行えます。例えば「毎年の売り上げ数値が推移していく状態を」説明したい場合、数値に合わせてグラフを動かすアニメーションを付ければ、一定期間にどれだけの増減があるのか一目で理解してもらえるのです。見せられる側としては、1ページずつ資料をめくるような動作がなく、過去から現在のデータまでを一気に見られるので、紙資料と比べて格段にわかりやすいでしょう。

また、言語が異なる海外からのユーザーに対してもナレーションなどを加えることで情報を伝達できるので幅広いターゲット層への利用が可能です。

なお必要に応じてBGMやアニメーションを多用した動画などもありますが、あくまでも情報をわかりやすく理解してもらうことが目的であり、エンターテインメント作品ではないことを理解しておきましょう。

どんなときに役立ち、どんなメリットがあるのか?

人間は視覚から受け取る情報量が圧倒的に多いと言われていて、文字だけの情報よりも動画の方が伝わりやすいことは間違いありません。

このようなインフォグラフィック動画を使うと、自社サービスについて効果的にプレゼンテーションできるので、営業時などにもたいへん有益でしょう。「自社サービスを受けてもらうことで、どんな改善が予想されるか」を数値変化のアニメーションなどで示すことで、ユーザー・顧客は契約後に自分が受けるメリットを実感できます。またサービスや商品の活用方法についても詳しく知ることでイメージが湧き、契約にもつながりやすくなるでしょう。

インフォグラフィック動画は、難しいものや形のないものを図形化して簡単に伝えることが得意なので、Webサービスやアプリケーション、ソフトウェアなどを扱うIT系の企業にマッチします。複雑なサービスについて図解でわかりやすく説明したり、自社の実績を数値で表したりする際にも最適です。

短時間で手軽に視聴できる動画はSNSとの相性がよいのも特徴です。ハイクオリティで共感性の高い内容であればInstagramやTwitterなどで拡散されることもあるので、自社の宣伝にもなるでしょう。

インフォグラフィック動画の代表的手法

インフォグラフィック動画で使用される機会が多い手法は、年表、チャート・グラフ、ピクトグラムの3つです。

「年表」は時系列順に物事を整理することができるため、例えば年代別に発生した出来事を図表によって表現できます。アニメーションやナレーションと組み合わせることでわかりやすく遍歴を伝えることが可能です。

「チャート・グラフ」はプレゼンテーション資料でも活用されますが、動画表現でも活用しやすい手法です。特定の傾向や状況、パーセンテージ、統計、比較などを視覚的に提示できます。

「ピクトグラム」は絵文字や絵単語によって情報を伝える表現方法で、必要な情報を直感的に伝えられます。複雑なサービスもピクトグラムによってイメージが湧きやすくなるでしょう。

参考にしたいインフォグラフィック動画

実際のインフォグラフィック動画はどんな内容なのでしょう。他社の動画を視聴することでイメージをつかみやすくなるので、いろいろな動画を視聴することをおすすめします。

以下ではインフォグラフィック動画を活用した企業の事例を4つ紹介します。

シスコシステムズ合同会社のサービス紹介

シスコシステムズ合同会社は、ネットワークシステムやソリューションの販売、関連するサービスの提供をしている企業です。

こちらの企業が制作したインフォグラフィック動画では、さまざまなネットワークを跨いで機能する自社のサービスについてポップなアニメーションを用いて解説しています。音声をミュートした場合でも動きだけでも内容が伝わるようにできているため、音が聞き取りにくいイベント会場や展示会での利用などに相性がよいでしょう。

1分29秒とコンパクトな長さで、シンプルなテロップには英語ではなく読みやすいカタカナを利用。全体の配色もブルーを基調としてたくさんの色は使わず、誰でも見やすい動画になっています。

https://www.cisco.com/c/ja_jp/products/software/smart-accounts.html

SAPジャパン株式会社

SAPジャパン株式会社はアプリケーションやソフトウェアを開発・販売して顧客の事業を支援する企業です。

こちらの企業が制作したインフォグラフィック動画に多く取り入れられている3D手法は、これから実現する近未来を、具体的にイメージさせられる表現方法です。人物のアイコンが多く登場し、それぞれの人物に時系列でどんなことが起きるのかを知ることができます。

ストーリー仕立てになっていて、そのサービスを利用した場合、しなかった場合の経過をイメージさせて、よい未来になるためにサービスの利用を訴求しています。

しっかりしたストーリー調の動画はクオリティも高く、グローバル展開している企業にもおすすめです。規模の大きな主張と相性がよく展覧会やイベントでも使用しやすいでしょう。

https://www.humancentrix.com/works/casestudy-1911-020

株式会社インテージヘルスケア「Impact Track」

株式会社インテージヘルスケアが提供する「Impact Track」は全国の医師約4,000名から医薬品の評価を集めることができる医薬品市場調査ツールです。

こちらの企業が制作したインフォグラフィック動画内では、登場人物のデザインやアニメーションに個性を持たせることで各ポジションを明確にし、どの立場の方へ向けた動画であるのかわかりやすくなっています。

ナレーションに合わせてテンポよくテキストとグラフィックが連動し、サービスがイメージしやすいようになっています。実際の仕事の流れに沿った解説となっていて、導入したあとの使い方まで理解できるでしょう。

グラフも効果的に取り入れられていて、色分けしてわかりやすくすることで数値の増減も瞬時に判断できるでしょう。

https://www.intage-healthcare.co.jp/service/research/rx/impact/

スポーツ庁製作のインフォグラフィック動画

スポーツ庁はスポーツを通じて国民が健康性で文化的な生活を営むことを目的として設立され、文部科学省や他省庁とも連携して活動を行っています。

スポーツ庁が制作したインフォグラフィック動画では、「スポーツツーリズム」という概念を普及させてインバウンド需要を増加させるという明確なテーマがあります。伝えたい内容が定まっていれば届けるターゲットも絞ることができて、方向性のはっきりした動画を制作できるでしょう。

この動画では、伝えたい事柄に対して、日本語・英語・イラストを同時に使い表現していて、年齢、国籍問わず誰が見ても簡単に理解できます。必要以上の装飾はせず、程よいスピード感でストレスなく最後まで視聴していける動画になっています。

https://sports.go.jp/movie/infographics/9.html

作成時の注意点

インフォグラフィック動画を用いると、わかりやすくユーザーに情報を届けることができますが、導入方法を誤ると思ったような成果につながらないケースも。通常の動画よりも制作難易度が高いため、ポイントを押さえた上で制作することが重要となるでしょう。

インフォグラフィックとして伝えるべき情報を選別

動画を制作するときはすべての情報をグラフィック動画にするのではなく、自社の強みなどの強調したい点や、文字ではどうしても伝わらないことを優先し、掲載する情報の取捨選択をしましょう。

情報量が過剰になってしまうと端的に要点を説明できなくなり、結果的に動画全体が長尺になってしまう恐れがあります。情報の種類によって、グラフがよいのか・イラストがよいのかなど、表現方法の相性を考慮しつつ、最適な提示方法を選択することも大切です。

なお、企業側で提示したい資料すべてをインフォグラフィック動画にしてしまうと、ユーザーにとっては目新しさが無くなり、飽きられてしまいます。企業全体として、文章で伝えること、動画で伝えることの配分は慎重に検討しましょう。

ストーリーとトーンを明確に

クオリティの高いインフォグラフィック動画を作るためには、動画全体のストーリー設定とトーン&マナーの統一も欠かせません。

トーン&マナーはデザインやクリエイティブにおける表現方法を統一することで、世界観に一貫性を持たせることを指します。ターゲットに合わせてフォント、カラー、ビジュアル、などを定めることで自社独自の雰囲気を作り、企業理念やイメージがユーザーに伝わりやすくなるでしょう。トーン&マナーのルールを定めたときはほかの動画はもちろんのこと、Webサイト内にあるコンテンツのデザインも統一しておけば自社のブランディングにも役立ちます。

世界観が決まったら、次に伝えたい情報を組み込んだストーリーを考えてみましょう。

例えば、起承転結をはっきりさせ、「現状の理解」→「問題となる事案」→「解決方法の提案」→「解決後の結果」という一連のアニメーションや成果グラフなどを添えて見せることが有効です。ユーザーはそのサービスのメリットを、具体的な状況に即して明確にイメージできるでしょう。ストーリー性を意識した動画なら、ユーザーに飽きられず、最後まで見てもらえます。あくまで必要に応じてですが、キャッチーな動きをつけたり、BGMで場面を盛り上げたりするのも効果的でしょう。

まとめ

インフォグラフィック動画は企業の広告塔とも言える大切な要素です。制作する際は、経験値の高い専門業者へ依頼するとよいでしょう。制作テーマの選定や表現方法、ストーリーなどを自社だけで決めるのは難しいので、企画やサポートもまとめて任せられる業者がおすすめです。

ヒューマンセントリックスは2,000社 50,000タイトル以上の動画制作実績があり、所持するイラストや音声の種類も豊富です。インフォグラフィック動画の制作を得意とする企業であり「どんな情報を、どのようにバランスよく動画にするべきか」という相談を含め、手厚いサポート体制で幅広く動画制作に協力してくれます。インフォグラフィック動画に興味を持ったら、まずは一度相談してみてはいかがでしょうか。

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