プロモーション動画の制作費用相場は?内訳や料金を抑えるコツを解説

企業のマーケティングやPR活動において、プロモーション動画の活用が急速に進んでいます。しかし、いざ動画制作を検討し始めると、「適正な費用相場がわからない」「提示された見積もりが妥当なのか判断できない」と悩む担当者様は少なくありません。
本記事では、プロモーション動画の価格帯別のイメージや種類別の費用相場、制作費用の内訳について解説します。併せて、制作費用を抑える具体的なコツも紹介しましょう。
| ■この記事でわかること |
| ・プロモーション動画の制作費用の相場と各価格帯で制作できる動画のイメージ ・プロモーション動画の費用の内訳 ・プロモーション動画の制作費用を抑えるコツ |
プロモーション動画の制作費用相場
プロモーション動画の制作費用は、内容や規模などによって大きく異なります。ここでは、予算に合わせてどのような動画が制作できるのか、4つの価格帯別の特徴を解説します。
■プロモーション動画の制作費用目安
| 制作費用(目安) | 制作する動画のイメージ |
|---|---|
| 20万~50万円 | ロケ・スタジオ撮影により、日常の取り組みや情報をわかりやすく伝えるライトな動画 |
| 50万~150万円 | CG・アニメーションなども組み合わせ、商品・サービスの魅力をしっかり伝えるスタンダードな動画 |
| 150万~350万円 | 役者やモデルも起用し、大規模な撮影などを行うことで、企業価値を印象的に伝えるハイクオリティな動画 |
| 350万円~ | 広告などとも連携し、大規模な企画・演出で、ブランドを強く印象づけるハイエンド動画 |
1. 20万~50万円のプロモーション動画
20万~50万円のプロモーション動画は、機材費や人件費を抑えやすく、初めて動画制作に取り組む企業でもチャレンジしやすい価格帯です。カメラを固定して1ヵ所で撮影するシンプルなインタビューや、静止画素材を組み合わせた構成が中心になります。また、SNSで配信しやすい縦型ショート動画も、この価格帯で制作可能なケースがあります。
2. 50万~150万円のプロモーション動画
50万~150万円のプロモーション動画は、完成度とコストのバランスが良く、さまざまな企業のマーケティング活動で広く採用されている価格帯です。実際の商品・サービスの使用風景やオフィス風景の撮影に加え、CGやアニメーションを組み合わせて訴求力を高めることも可能です。公式Webサイトへの掲載や展示会での上映など幅広い用途に対応できます。
3. 150万~350万円のプロモーション動画
150万~350万円のプロモーション動画は、複数日の撮影や社外での撮影が可能となり、役者やモデルを起用したり、高度な編集技術を取り入れたりして完成度の高い動画を制作できる価格帯です。複数のシーンにまたがる動画や、ストーリー仕立てのブランドムービーなどがよく作られます。企業やブランドの認知拡大、ブランディング強化を目的とした動画制作に適しています。
4. 350万円以上のプロモーション動画
350万円以上のプロモーション動画は、高いクリエイティビティを求める場合の価格帯です。プロの役者やナレーターの起用、複数ロケ地での大規模な撮影、高品質な3DCG編集などが含まれるケースが多いでしょう。テレビCMやWeb広告など他の広告施策との連携を行いながら、全国規模でのブランディング強化や、大規模な新製品ローンチを目的とした動画制作に適しています。
プロモーション動画の種類別制作費用相場
プロモーション動画には、目的や手法によってさまざまな種類があります。下記の表はプロモーション動画の種類別に制作費用と制作期間の目安をまとめたものです。大まかな費用を把握するための参考にしてください。
■プロモーション動画の種類別 制作費用・制作期間の目安
| 動画の種類 | 制作費用(目安) | 制作期間(目安) |
|---|---|---|
| 会社紹介・IR動画 | 50万~200万円 | 1~2ヵ月 |
| SNS広告・Web動画 | 10万~80万円 | 2週間~1ヵ月 |
| アニメーション動画 | 50万~150万円 | 2~3ヵ月 |
| 3DCG・特殊映像 | 100万円以上 | 2~3ヵ月 |
プロモーション動画の制作費用内訳
プロモーション動画の制作費用は、大きく「企画制作費」「撮影技術費」「編集技術費」の3つに分けられます。これら3つの費用にどのような作業や実費が含まれているのか、その詳細を解説します。
1. 企画制作費
企画制作費は、動画の設計図を作り、プロジェクト全体をスムーズに進行管理するための費用です。具体的には、下記のような費用が挙げられます。
■企画制作費の主な費用項目
| 費用項目 | 概要 |
|---|---|
| 企画構成費 | ヒアリングした内容にもとづいて動画の企画を考案し、構成や台本を作成する費用 |
| プロデュース費 | 進捗管理や品質管理を行うプロデューサーの人件費 |
| ディレクション費 | 演出に携わるディレクターの人件費 |
2. 撮影技術費
撮影技術費は、実写動画の制作時に映像のクオリティを左右する、撮影現場の稼働や機材確保に関する費用です。具体的には、下記のような費用が該当します。
■撮影技術費の主な費用項目
| 費用項目 | 概要 |
|---|---|
| 撮影費 | 撮影に必要なスタッフ(カメラマン、照明、音声、アシスタントなど)の人件費 |
| スタジオ費 | 撮影内容に応じて利用するスタジオのレンタル費用 |
| 機材費 | カメラ、照明、音声機器、カメラを移動させるためのクレーンやレールなどの使用費用 |
| 出演費 | 役者やモデルが動画に出演する費用 |
| キャスティング費 | 役者やモデルのキャスティングにかかる費用 |
| スタイリスト費・メイク費 | 動画の演出に応じて手配するスタイリストやメイクにかかる人件費 |
| ロケーション費 | 撮影場所の使用料や許可申請にかかる費用 |
3. 編集技術費
編集技術費は、1本の完成した動画に仕上げるための費用です。具体的には、下記のような費用が該当します。
■編集技術費の主な費用項目
| 費用項目 | 概要 |
|---|---|
| 編集費 | 動画編集に携わるスタッフの人件費 |
| 音楽効果費 | 動画に合わせて挿入するBGMの購入費用、使用費用、またはオリジナルの楽曲制作にかかる費用 |
| MA費 | 音声収録スタジオの利用費用とエンジニアの費用 |
| ナレーション費 | 動画に音声出演するナレーターの人件費 |
プロモーション動画の制作費用を左右する要素
プロモーション動画の制作費用は、さまざまな要素によって変動します。ここでは、制作費用を左右する代表的な4つの要素を紹介します。

1. 動画の尺
動画の尺(長さ)は、プロモーション動画の制作費用を左右する要素のひとつです。尺が長くなるほど、撮影に必要な時間や、カット、テロップ挿入、色調整のような編集工数が増えるためです。
また、長尺になるほど、収録するナレーションの量が増えてナレーターの拘束時間が長くなるほか、BGMや効果音(SE)、ナレーションといった音声を調整・ミックスするMA作業の負担なども大きくなり、コストに影響を与えます。
2. 表現方法の違い
実写やアニメーション、3DCGなど、動画に用いる表現方法の違いも、プロモーション動画の制作費用を変化させる要素のひとつです。
実写動画ではカメラマンや照明、撮影機材など、現場の実費や人件費がメインとなる一方、アニメーション動画では現場撮影が発生しない代わりに、イラストの描き起こしやキャラクターデザイン、オブジェクトを動かす編集工数に費用がかかります。また、高度な3DCGや特殊映像効果(VFX)を取り入れる場合は、専門的なスキルを持ったクリエイターの確保と長期間の編集作業が必要となるため、制作費用は高額になる傾向があります。
3. 撮影規模
実写動画を制作する場合、撮影規模によってプロモーション動画の制作費用が変動します。
具体的には、撮影日数、使用するカメラの台数、撮影に関わるスタッフの人数、そしてロケ地の数などによって制作費用は左右されます。
例えば、1台の固定カメラを使い、自社オフィス内で完結する半日程度の撮影であれば、制作費用は抑えやすくなるでしょう。全国の複数の拠点を移動しながら、シネマカメラやドローンなどの特殊機材を用いて数日かけてロケ撮影を行う場合は、交通費や移動費、機材費、スタッフ人件費が日数分すべて累積されるため、制作費用は高額になります。
4. キャスト
動画に登場するキャストも、プロモーション動画の制作費用を左右する要素です。
プロの役者やモデル、タレントなどを起用する場合、知名度に応じた出演料が発生します。また、現場に同行するスタイリストやヘアメイクといった専門スタッフの手配費用、衣装代なども上乗せされます。
プロモーション動画の制作費用を抑えるコツ
プロモーション動画の制作において、クオリティを保ちながらコストを削減するためには、いくつかの方法があります。ここでは、プロモーション動画の制作費用を抑える4つのコツを紹介します。
1. 動画の尺を短くする
動画の尺を短くすることは、プロモーション動画の制作費用を抑える上で有効な方法です。
尺を短くすることによって、制作費用が抑えられると同時に、視聴者を最後まで飽きさせることなく、伝えたい情報を的確に届けられるというメリットが生まれます。例えば、情報をあまり盛り込まず、訴求したいメッセージを1つに絞り込めば、30秒から1分程度の尺でも、視聴者にインパクトを与えられるような内容にすることも可能です。
2. 素材を利用する
プロモーション動画に活用できる素材を自社が保有しているのであれば、それを利用することでプロモーション動画の制作費用を抑えられます。
例えば、オフィスやスタッフの写真、企業ロゴ、過去の商品写真などを制作会社に提供すれば、その分の撮影費用やデザイン費用をカットできます。
また、制作会社との初回の打ち合わせ段階で、自社が作りたいイメージに近い他社の参考動画をいくつか準備して共有することも大切です。制作会社の担当者が要望を正しくつかみやすくなり、企画構成にかかる時間と費用を抑えることにつながるでしょう。
3. 撮影時間・撮影場所を絞り込む
撮影時間を短くしたり、撮影場所を絞り込んだりすることで、撮影技術費が抑えられます。
カメラマンや照明・音声スタッフの人件費、機材のレンタル費用は基本的に稼働時間をもとに計算される仕組みです。そのため、撮影する場面を厳選し、当日のタイムスケジュールを綿密に組んでおくことで、不必要な費用の発生を防げます。また、自社の会議室やセミナールームを活用して撮影場所を限定すれば、外部のスタジオレンタル費用、スタッフの移動に伴う交通費などを削減できます。
4. 制作会社に任せる部分を増やす
信頼できる制作会社に対して、演出の細部をある程度任せることも、プロモーション動画の制作費用を抑えるコツです。
細かい部分まで完全にすり合わせようとすると、度重なる打ち合わせや手戻りといった膨大なコミュニケーションコストが発生します。大まかな方向性を共有した後は、具体的な演出をプロに委ねることで、こうしたコストが減り、結果的に制作費用が抑えられるでしょう。
また、信頼感を持って任せることにより、クリエイターのモチベーションが高まり、高品質な仕上がりにつながるというケースもあります。
プロモーション動画の制作会社については、以下の記事も併せてご覧ください。
【2026年版】PR動画制作会社おすすめ8選!費用相場や選び方を解説
まとめ|信頼できる制作会社と組むことで、効果的なプロモーション動画が作れる
プロモーション動画の制作費用は、予算に応じてできる内容が異なります。また、種類や尺、表現方法、撮影規模、キャストの有無によっても制作費用は変動します。動画の尺を短くしたり、自社が持っている素材を活用したりすることで、制作費用を抑えられるでしょう。さらに、費用対効果の高い動画を作るためには、自社の目的をきちんとくみ取れる信頼できる制作会社を選ぶことが大切です。
株式会社ヒューマンセントリックスは企画から撮影、編集までを自社スタッフが直接手掛ける完全ワンストップ体制を構築しています。中間マージンを排除し、高品質な動画を制作している制作会社です。
官公庁や大手企業を含む2,500社・58,000本以上の豊富な実績をもとに、お客様の課題解決に最適な動画を提案いたします。お気軽にお問い合わせください。
よくある質問
プロモーション動画を制作する目的は?
プロモーション動画を制作する目的は、主に「認知拡大」「ブランディング」「購買促進」の3つに分けられます。
認知拡大とは、SNSと相性の良い動画の拡散力を活かして幅広い層にアプローチすることです。ブランディングでは、開発背景や企業理念などを動画で伝え、視聴者の共感や親近感を醸成します。購買促進では、商品・サービスの操作手順や利用シーンを具体的に示すことで、視聴者の理解を深め、購買につなげます。
動画制作会社にプロモーション動画の制作を依頼するメリットは?
動画制作会社にプロモーション動画の制作を依頼する大きなメリットは、撮影や編集などの各工程をスペシャリストが担当するため高品質な動画を安定して制作でき、進行管理も一任できる点です。マーケティング課題を分析した上で成果の出る構成を提案してくれる会社もあり、自社担当者の負担を抑えながら安心してプロジェクトを進められます。
フリーランスにプロモーション動画の制作を依頼するメリットは?
フリーランスにプロモーション動画の制作を依頼するメリットは、動画制作会社に依頼するよりも、制作費用を低く抑えられ、柔軟かつ迅速に対応してもらえる点です。フリーランスは会社に所属していないので、会社の維持費やマージンなどの間接コストが発生せず、実費に近い費用で発注できます。
また、企画から編集までを1人のクリエイターが一貫して担当することが多く、作業をスピーディーに行ってくれる場合もあります。「編集だけを部分的に頼みたい」「急な修正に細かく対応してほしい」といった、臨機応変な対応も期待できるでしょう。
株式会社ヒューマンセントリックス マーケティング部
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掲載日: 2026.09.29

