掲載日: 2023.01.10 / 更新日: 2025.08.25
ZoomをYouTubeで同時にライブ配信するには? 設定方法とやり方
Zoomを活用し、セミナーやイベントなどをオンラインで開催することが多くなってきています。それに伴い、YouTubeでも同時にライブ配信するケースが増えています。本記事では、Zoomで開催するイベントを、YouTubeでもライブ配信する手順を説明します。併せて、同時配信のメリットや注意点も紹介します。

ZoomとYouTubeとでどんな準備が必要か、以下で説明します。
なお本記事はZoomとYouTubeでアカウントを取得済の段階から説明しているため、アカウント未取得の場合は、まずはアカウント登録を完了させてください。また、YouTubeの事前準備には24時間の待ち時間が発生するので、余裕を持ったスケジュールで準備してください。
Zoomでミーティングやウェビナーのライブ配信を行うには、アカウントを有料契約に切り替え、ライブストリーミングを有効にする必要があります。



これで、Zoomの事前準備は完了です。
YouTubeでライブ配信を行うには、あらかじめライブ配信の申請を済ませておく必要があります。
申請には過去90日間にライブ配信に関する制限を受けていないことが条件で、申請の際にはアカウントの状態に応じて、電話番号によるチャンネルの確認が求められます。



これで、YouTubeの事前準備は完了です。
ライブ配信には、配信を予約しておく方法とすぐに配信を開始する方法があります。
ライブ配信を予約し、ライブ視聴用URLを事前に発行する手順を紹介します。




事前の設定はこれで完了です。




即時でライブ配信を始める手順を紹介します。

ZoomとYouTubeで同時にライブ配信を行うメリットは、「告知のしやすさ・参加されやすさ・アーカイブ動画の残しやすさ」があげられます。
視聴用URLを事前に取得しておけば、そのURLを周知しつつライブ配信を告知可能です。主催者がSNSなどを利用してURLを共有できることはもちろんですが、視聴者もYouTubeからURLをコピーして気軽に共有できるので、告知効果がより高まることにも期待できます。YouTubeの公開設定を「公開」にした場合、YouTubeチャンネルには自動で配信予定が表示されるので、これもひとつの告知として作用します。
また、ZoomとYouTubeを併せて利用することで、より多くのユーザーがライブ配信へ参加しやすくなります。例えば自分の顔や背景の映り込みが心配で、Zoomの使用を控えているようなユーザーも、YouTubeなら抵抗なく視聴してくれるでしょう。ほかにも、「開催前の通知が届く」「配信途中で参加しても最初から動画を再生できる」といったメリットも、視聴者側が得られます。
さらにアーカイブの面でも、便利な点があります。Zoomのレコーディング機能は、快適に使用するために設定を変更する必要があり、またレコーディングボタンの押し忘れによりアーカイブが残らなくなるリスクも持っています。
その点、YouTubeでの配信は自動でアーカイブが残るため、ボタンの押し忘れなども心配する必要がありません。アーカイブはYouTube側に保存されているため、自社端末の容量が過去の動画データで埋まることもありません。なお配信を見逃したユーザーにも、該当URLを送るだけで簡単に動画を共有可能です。
ZoomとYouTubeとの同時配信を安定して行うために、いくつか注意すべきポイントがあります。
ひとつ目は、YouTubeでの配信に遅延が生じる点です。Zoomの画面や音声をYouTubeに送っているため、YouTube上での配信内容はZoomから数十秒ほど遅れて進行します。
例えば、イベントが終わってからすぐにZoomを終了してしまうと、YouTubeでは中途半端なところでライブ配信が終わってしまうことになります。YouTube側でもイベント終了まで配信されたことを確認してから、両システムを閉じましょう。
また、リアルタイムで視聴者からのコメントを募る際などにも、YouTube側の遅延に注意してください。YouTubeでの視聴者に「流れに置いていかれた」といった印象を抱かせないよう配慮しましょう。
ふたつ目は、直接やり取りできない相手がいることです。Zoomに登壇している主催者とYouTubeの視聴者、Zoomの視聴者とYouTubeの視聴者というように、利用しているサービスが異なる参加者同士はやり取りできません。
Zoomでのアンケートや投票にもYouTubeの視聴者は利用できないので、そういった機能を多用し過ぎると、YouTubeの視聴者が手持ちぶさたになる時間が多くなってしまいます。
最後のポイントは、音が二重に聞こえる場合がある点です。YouTube側のコメントも拾うために、同じ端末上でZoomとYouTubeの両方を開いてライブ配信を行うこともあるでしょう。その際、YouTubeの音声がZoomに入り込んで、登壇者の声が二重に配信されてしまう場合があります。ZoomとYouTubeを併せて開く場合は、YouTube側の音声をミュートしましょう。
これらのポイントを逃さないためにも、本番前にテスト配信を行うことがおすすめです。何人かに視聴者役を依頼するとよいでしょう。
ただし、YouTubeの視聴URLは1回のライブにしか使えず、再利用ができません。テスト配信の際には、本番用とは別にテスト用のURLを取得してください。
本記事で説明した注意点を守りつつ、Zoom・YouTubeの同時ライブ配信を実践してください。Zoomのみの場合と比較して、告知効果の上昇や視聴者増加などの効果に期待できます。ただし、いくつかの事前準備が必要で、ライブを開始できるまで最長24時間かかる点には注意しましょう。事前のテスト配信の日程も考慮しながら、余裕を持ったスケジュールを立てて臨んでください。
ただ、実際の配信をするにあたって分からない設定やより効果的な設定をしたい場合も大いに出てきます。そういった際に頼りになるのが動画制作や動画配信サービスです。このようなサービスでは配信の企画から配信完了まで一貫してサービスを受けることが出来ます。ウェビナーやライブ配信をする際には是非ご利用を検討してみてください。
掲載日: 2023.01.10 / 更新日: 2025.08.25