動画制作を依頼する際に伝えるべきポイントとは?

 2021.01.20  株式会社ヒューマンセントリックス

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画像撮影自体は内製で行っても、その後の動画制作は外注しているケースが多いのではないでしょうか。外注でイメージ通りの動画に仕上げるためには、依頼側の協力は不可欠です。本記事では、自社のコンテンツマーケティング担当者に向けて、動画制作を外注する際に準備すべきことについて詳しく解説します。

動画制作を依頼する際に伝えるべきポイントとは?

動画制作の依頼時に事前に準備すべきこと

まずは、動画制作の前提となる3つのポイントについて紹介します。この前提が曖昧では、制作がスムーズに進みませんので、あらかじめ明確にしておきましょう。

動画利用の目的

まず、どんな動画にも、目指すべきゴールがあるはずです。その達成のためには、「目的の明確化」が欠かせません。企業動画の目的は主に、「企業名やサービスの認知拡大」「企業のブランディング」「サイト誘導や購入促進などの集客」の3種類に分けられます。採用活動のための動画も、応募者を募るという点では、集客に含まれるでしょう。

目的によって、動画の方向性や表現方法が大きく異なります。到達したいゴールが見えていないと、効率的・効果的な動画制作を実現できません。加えて、制作会社にも、得意なジャンルとそうでないジャンルがあります。目的を明確にすることは、最適な制作会社を選定するためにも必要です。

動画制作の予算

外注の際に、「○○万円までで、実現可能な提案をしてほしい」というように、あらかじめ予算の上限を設定しておくことも大事です。なぜなら動画は種類によって相場が大きく異なり、追加費用も発生しやすいためです。例えば、実写動画の撮影には多くのスタッフや機材、撮影場所の手配などが必要となってきます。一方3DCG動画は、加工や編集に手間がかかる傾向にあります。

やろうと思えばいくらでも手を加えられるのが動画制作です。そのため、予算枠がはっきりと決まっているほうが、制作会社としても提案を出しやすいでしょう。良心的な制作会社であれば、クライアントの予算に寄り添う企画を適宜提案してもらえます。できるだけ合い見積もりを取り、見積もりの妥当性もチェックすることも大事です。決められた上限内で自由に提案してもらうことで、制作会社の能力を正しく比較できます。

動画の納期

動画の納期も必ず伝えておきましょう。素晴らしい動画に仕上がっても、公開日に間に合わなくては意味がありません。制作会社には、撮影→編集→最終化までのスケジュールも提示してもらってください。動画制作では修正作業が発生しやすい、ということも見越して、ある程度余裕を持たせたスケジュールにしておく必要があります。内容によっても差が出ますが、依頼から納品までは、平均で1カ月~1カ月半ほどかかるでしょう。

また、動画はファイルサイズが大きいため、メールなどでは通常送信できません。サイトへのアップロードにも時間がかかる場合もありますので、納品方法や形態についてもきちんと打ち合わせしておきましょう。

納品される動画の質を上げるための準備

動画制作を依頼する際に必ず必要なポイントを押さえたところで、ここから動画の質をさらにアップさせるための工夫を紹介します。動画の目的や予算などに加えて、次の3ポイントについても準備しましょう。

参考動画の事前準備

まず、参考動画はできるだけ準備しておくことが重要です。「こんな感じの動画にしてほしい」と、具体的な言葉で伝えたつもりでも、頭に浮かぶイメージは十人十色かもしれません。特に、社外の人には、自社が訴求したいブランドイメージはなかなか伝わりにくいものです。その点、参考動画があれば、制作会社にも実現したい世界観を直感的に共有することが可能で、イメージに近い動画制作を後押しできます。

参考動画は、通常であれば制作会社が用意するサンプル動画の代わりにもなるため、企画費用の節約にもつながります。浮いた費用の分、魅力的なオプション提案を受け入れる余裕も生まれるかもしれません。認識のズレを防ぐためには、参考動画はできればひとつだけではなく、2~3個本ほど用意するといいでしょう。

ターゲット設定

どの層に動画を見てほしいのか、というターゲット像を明確にしておくことも大切です。性別や年齢によって、訴求ポイントや視聴環境、親和性の高いメディアも異なります。例えば、美容系の動画であっても、10~20代の女性向けであればスマートフォンでの動画視聴が前提です。30~40代の女性では、スマートフォンに加えて、タブレットやパソコンで動画を視聴する人の割合が増えます。しかし、50代以上の女性の場合、もっとも強いメディアは依然としてテレビです。

動画広告の配信先としてSNSを使う際も、性別や年齢層に合わせて最適化することで、マーケティング活動の効率性を高められます。10~20代の若い女性を狙うのであればインスタグラム、性別を問わず幅広い年齢層に認知させたい場合はYouTubeがおすすめです。

動画の長さ

発注時には、動画の尺もある程度決めておきましょう。動画の長さは、制作費や織り込めるメッセージ量、エンゲージメント率など、複数の要素に影響します。動画の長さは、目的や配信する媒体の特徴に応じて決めてください。商品やサービスの認知拡大を目的にインスタグラムに動画を配信する場合は、30秒程度の短い動画が適しています。インスタグラムは、もともと動画や画像を共有するアプリであり、視聴者が1つの動画にかける時間は短めです。

これに対し、動画視聴用のプラットフォームであるYouTubeは、視聴者をしっかり楽しませられる2分程度の動画が好まれる傾向にあります。ただし、5分以下の動画が全体に占める動画のエンゲージメント自体は3割にも達しません。エンゲージメント率が高まりやすいのは15分以上の長い動画で、全体の半分を占めています。途中で離脱されては意味がありませんので、ストーリー性を持たせるなど、最後まで視聴者を飽きさせず、動画の世界観に引き込む工夫が求められます。

まとめ

質の高い動画制作には、事前の万全な準備が欠かせません。この準備は、依頼側の重要な仕事。目的やターゲット、かけられる予算などをあらかじめ明確にしておきましょう。イメージに合う参考動画を複数用意し、イメージの共有化を徹底することも大切です。制作に携わるすべてのスタッフが共通認識を持つことは、高クオリティの動画を作るための第一条件です。

依頼側からの指示が明確であれば、制作会社もブレない提案ができます。結果的に、狙ったターゲットの心に刺さるコンテンツに仕上がるでしょう。修正の手戻りが少なければ、全体のコストパフォーマンスは上がりますし、納品までのスケジュールにも余裕を持たせられます。

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