広報活動でメディアに埋もれないプレスリリース動画の活用術

 2019.02.19  株式会社ヒューマンセントリックス

近年、企業の広報活動においても動画コンテンツを活用するケースが増えています。その大きな理由が「ストーリー性」が重視されるようになったことです。従来のような「良いモノを作れば売れる時代」はすでに終了しており、今では企業やブランドに対して興味/共感を持ってもらい、消費者と企業の繋がりを形成することが重要だと考えられています。

動画コンテンツはそうした繋がりを生むためのストーリー性を持たせるにあたって最適なコンテンツであり、欧米を中心に広報活動での動画コンテンツ活用が進んでいるのです。具体的には、プレスリリースに動画コンテンツを含めることで、より多くの露出や拡散を狙います。

本稿ではそんなプレスリリース動画の活用術についてご紹介します。

プレスリリース動画の効果とは?

米プレスリリース配信会社PR Newswire(https://www.prnewswire.com/)が実施した調査では、動画/画像/音声を添付したプレスリリースと、テキストだけのプレスリリースと比較した効果について検証しています。

その結果によると動画/画像/音声を添付したプレスリリースの方が、閲覧数やシェア、クリック数を上回ったそうです。さらにエンゲージメントにおいてもテキストだけのプレスリリースと比較し、画像添付で14%増、動画と画像の添付では2倍増、さらに音声添付で3.5倍増という高い効果が検証されました。

もう1つ、プレスリリース動画の効果を実証する有用データが米PR会社のSPコンサルタントおよびプレスリリース配信会社が共同で行った調査です。調査概要は下記の通りです。

米ニューオーリンズ内の事業者がオンラインで商談/取引できるプラットフォーム「Get City Dealz」がローンチされる際に、そこに参加する3つの事業者を紹介するプレスリリースを3つのタイプで制作。

・テキストリリース

資料ダウンロード

ブティックGlam 504の紹介リリース。お洒落なジュエリーやファッションアイテムを多数取り扱うブティック。画像類を一切掲載せずテキストのみで構成。

・画像付きリリース

レストランOrleans Grapevineの紹介リリース。おすすめメニューの画像を掲載。

・動画付きリリース

雑貨ショップJazzy Nolaの紹介。店舗スタッフが商品を紹介する動画を掲載。

以上3つのプレスリリースを毎週土曜日の朝に、順番に配信した結果、動画付きプレスリリースはテキストのみのリリースよりも閲覧数が55.4%増加し、リンククリック数は36.1%増加したという結果になりました。ちなみに画像付きプレスリリースでは閲覧数が4.6%増加、リンククリック数が7.1%増加したことから、プレスリリース動画の効果の方が大きいことが分かります。

このことから、動画コンテンツ自体が高い情報伝達力を持ち、プレスリリースに活用することでテキストのみや画像のみよりも圧倒的に高い効果が得られると言えます。

プレスリリース動画制作のコツ

ここでは、プレスリリース動画を制作するコツをご紹介します。

制作のコツ1. ストーリーが大切

プレスリリース動画はあくまでプレスリリースであり、動画広告ではありません。そのため商品やサービスを売り込むようなトークは控えます。あくまでストーリーを伝え、消費者と企業の心の繋がりを持つことを目的にしましょう。

制作のコツ2.動画時間は可能な限り短く

近年では情報の消費スパンが非常に短縮化しており、消費者は同じ情報に飽きやすい傾向にあります。消費者の関心を維持するためには、動画時間は可能な限り短くまとめることが大切です。できれば60秒以内、長くても90秒以内に収めておきましょう。動画時間を短縮する小技がグラフやイラストを用いて図解することです。直感的な理解が深まるので、動画時間を短くまとめることができます。

制作のコツ3.スマートフォンでの視聴を想定する

消費者が動画視聴の際に使用する端末としても最も多いのがスマートフォンです。自宅でパソコンを使って動画視聴するよりも、移動時間などちょっとした時間を活用して動画視聴をすることが多くなっています。そのためスマートフォンでの視聴を想定し、最低限のクオリティは保ちつつ小さい画面でも見やすい動画にすることもコツの1つです。

制作のコツ4.動画のデータサイズやフォーマットに注意

プレスリリースの動画のデータサイズやフォーマットはメディアによって決まっています。そのため、適切に圧縮しなかったり、正しいフォーマットに変換しなかったりしたまま添付すると、メディアでそのプレスリリース動画が掲載されなくなってしまいます。

制作のコツ5. 台本をしっかりと練る

プレスリリース動画を作成するにあたって社員を起用することもあるでしょう。その際に注意したいのが「社員はしゃべりのプロフェッショナルではない」ということです。そのため、アドリブ的にプレスリリース動画を制作しても、しっかりとした動画が制作できることは稀有でしょう。そこで台本をしっかりと練り、動画内で話す内容を決定します。

制作のコツ6. リハーサルを行う

どんなに簡単なプレスリリース動画でもリハーサルが欠かせません。ちょっとした手間を惜しまないことで、消費者が見ていて飽きないプレスリリース動画を制作することができます。

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プレスリリース動画でSEOを意識しよう!

最後に、プレスリリース動画を制作/配信するにあたって意識していただきたいポイントがSEOです。これは「Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)」といって、Web上に掲載したコンテンツを検索結果上位に表示するための施策の1つです。このSEOを意識するだけで、プレスリリース動画がどれくらい視聴されるかが決まると言っても過言ではありません。

SEOはプレスリリース動画を掲載するメディアやプラットフォームによって変わりますが、ひとまずはGoogle検索エンジンとYouTubeを想定したSEOを実施すれば間違いないでしょう。プレスリリース動画への流入元はメディアからのダイレクト流入よりも、Google検索エンジンやYouTubeの検索結果から流入することの方が多くなっています。

そのため、2つのプラットフォームでのSEOを十分に意識し、プレスリリース動画の制作および配信を行っていきましょう。

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