「8つの表現」〜 幅広い表現への対応 〜(後編)

 2017.12.05  株式会社ヒューマンセントリックス

3万本以上の制作実績から抽出された8つの表現

動画を導入する際、最も重要となる「4つの柱」は、 「どこで伝える」「何を伝える」「どう伝える」「どう使う」です。

どんなに創造性の高い動画でも、この4つが明確でなければ、使い物になりません。また、シンプルで低予算であっても、この4つが明確であれば、効果的な動画を提供できます。そのうち 「どう伝える」は、「どう表現するか」と同義になります。

ヒューマンセントリックスでは2004年の創業以来、3万本以上の動画を制作しています。膨大な制作実績を整理して抽出したのが 8つの表現方法です。

前回は「プレゼンテーション」「ナレーション」「インタビュー」「レポート」といった表現方法を事例を交えてご説明しました。今回は「芝居」「イメージ」「ピクトグラム」「CG/アニメ」という表現方法について解説していきます。

感性的な判断の部分は一任していただく

さて、前回ご紹介したの4つの表現を少し振り返ってみます。

「プレゼンテーション」は、会社のトップや製品サービス責任者の想いや熱量で伝えます。

「ナレーション」は、用意したシナリオを映像で肉づけをしていきます。 (シナリオの目安は、1分で300文字程度。状況に応じて、2分で600文字 〜 5分で1,500文字程度)

「インタビュー」は、お客様の自然な想いを引出して伝えます。

「レポート」は、プロのレポーターが製品サービスの良さをしっかりと引き出します。

さて、前回の4つの表現と、今回ご紹介する「芝居」「イメージ」「ピクトグラム」「CG/アニメ」といった4つの表現で大きく異なる点は「感性的な判断が多分に含まれる」ことです。

ここで言う 「感性的な判断」とは、「正しいか間違いか」というものでなく「好きか嫌いか」という判断のことで、正解のないサービスを扱う動画制作の現場において頻繁に出くわす「壁」でもあります。

この「感性的な判断」に囚われると、準備〜制作〜納品までに修正が多々入ることになります。 「感性的な判断」に正解はありませんから、制作側はもちろん、お客様も判断に試行錯誤することになり、想定以上の時間とコストがかかってしまいます。

ヒューマンセントリックスが13年以上、動画専門の制作会社として、常に第一線でやってこれたのは、この 「感性的な判断」の部分について一任していただくことを徹底してきたからです。

多くの動画制作会社が、お客様の「言いなり」で制作を進める中、ヒューマンセントリックスでは、今回の連載でお伝えしているような 動画制作メソッドを通して、お客様の負担や時間・コストを大幅に削減させて、投資対効果の高いビジネスで使える動画制作を目指しています。

今回のコラムでは「感性的な判断」との付き合い方も、事例の紹介とあわせてご説明していきます。

芝居による表現

ちょっとした利用シーンであれば、社員さんにお願いしますが、コミカルに、あるいはシリアスに自社の製品サービス動画を制作したい場合、プロの役者の方に登場いただく場合があります。

オーディションなどで、前工程に時間とコストをかける制作会社もありますが、この「感性的な判断」つまり、キャスティングについては、ヒューマンセントリックスに一任いただく場合が多いです。

それは、 ヒューマンセントリックスの提供する動画は「ビジネスで徹底的に活用する」を目的としているため、肖像権についても柔軟に対応いただける役者の方たちと提携してキャスティングしているからです。お客様は、Webで配信したものをDVDで配ったり、受付前のデジタルサイネージで流したりと、あらゆるチャネルで安心して再活用していただけます。

最近では、コンプライアンス関連のeラーニング動画制作にも、役者さんを起用することがあり、鬼気迫る表情と動きで、臨場感あふれる演技をいただき、大変ご評価いただきました。(eラーニングという性質上、このコラムでご紹介できないのは残念です)

それでは、芝居による表現の事例をいくつかご覧いただきます。

本格的なビジネスドラマ

フランクリン・コヴィー・ジャパン様
社内ファシリテーター養成コース 紹介動画

NRIセキュアテクノロジーズ様
セキュリティドラマ『TSU-NA-GU つなぐということ』(予告編)

役者の演技でスピード感とインパクトを醸成

富士ソフト様
【面接での活用編】Skype for Business 活用ビデオ

地方創生関連(一般的な観光案内を飛び越えた表現と演技)

山形県高畠町様
尖った町No1が決まる!! 全日本渡来人観光連合が認定したその町の名は 高畠

社員さんの自然な動きが理解度をアップ

コンカー様 Concur Expense サービス概要紹介 - 世界でも、日本でも支持される経費精算クラウドの業界標準
https://www.youtube.com/watch?v=f1HHddFgiO4
https://www.youtube.com/watch?v=3tZ-KL1WmIA

イメージによる表現

イメージ素材動画を組み合わせて表現する手法で、新製品やサービスの理想的な利用シーンや、今この時点ではないけれど、将来実現しそうなサービスを「近未来的」な表現で動画化します。いわゆる「かっこよく」「クール」な表現です。

グローバル規模でイメージ素材動画が流通していることで、大規模なロケハンや撮影などを行わず、手軽にイメージにあった表現が構成できます。

ただし、かっこよい素材映像をただ組合わせても、視聴者にとって何か物足りないイメージが湧かない動画になってしまいます。ストーリーや構成にあわせて、素材映像にひと手間加えることで、視聴者に「なるほど」と思わせる表現技術が重要になります。

「かっこよく」も「クール」も、対象サービスを理解いただくための手段です。常にお客様の目的にそって、視聴者にとって興味深い表現を追求することが重要となります。

素材映像の上に、特殊編集/加工して、イメージを醸成

富士通様
FUJITSU AI Zinraiプラットフォームサービスを支えるテクノロジー

NTTデータイントラマート様
“つながるプロセス”がイノベーション創出のカギ!システム共通基盤「intra-mart」

素材映像と撮影映像の上に特殊編集/加工して、イメージを醸成

アイティメディア様
プロモーションビデオ

ソリトンシステムズ様
モバイル・テレワーク、MDM/MAM ClearDeckのご紹介

ピクトグラム

「ピクトグラム」とは、一般に「絵文字」「絵単語」などと呼ばれ、何らかの情報や注意を示すために表示される視覚記号(サイン)の一つである。(Wikipediaより抜粋)代表例としては、みなさんが、日常よく目にするトイレの男性用、女性用を表す絵文字がピクトグラムです。

IT企業のクラウドサービス、つまり、目の前に形や実体がないものを表現する場合、視覚に訴えるピクトグラムは、しっくりきます。絵コンテとしても作りやすいし、お客様とのコンセンサスも取りやすい、さらには、シリーズ化しやすいところもメリットです。

ピクトグラムとナレーションでわかりやすく表現

KDDI様
クラウドオートコールサービス紹介

Yahoo!Japan様
官公庁オークション サービス動画

ジャパンシステム様
インターネット分離ソリューション 「SecureWebBox」とファイル無害化ソリューション「VOTIRO」の 連携ソリューションをデモンストレーションで紹介しています。

ピクトグラムとリズムで、テンポよく表現

楽天ダイニング様
飲食店様向け初期費用・固定費無料で集客&リピーター育成!

システムインテグレーター様
O2Oマーケティングサービス~展示施設向け 3Dピクトグラム

CG/アニメ

ヒューマンセントリックスでも、2〜3年前までは3DCGを積極的にやっていました。

しかし、通常の動画制作に比べて、数多くのプロセスを経なければならず、 時間とコストが膨大にかかってしまいます。さらに、ちょっとした修正さえも、複雑な工程を踏まなければならず、時間やコストといった物理的な要因に加え、制作するスタッフの心理的なストレスもかなり高くなってしまいました。

お客様の目的が、3DCGということはありません。今では、CGと言えば、2DCGやアニメが、ヒューマンセントリックスのスタンダードとなってます。2DCGやアニメを駆使して、視聴者にとって解りやすい表現を短納期、リーズナブルな価格で提供しています。

お客様の資料(パワーポイントやカタログ)をCGやアニメを使って再編集

オリックス様
オリックスグループ事業・サービス紹介映像

リアライズ様
部門ごとに分散ししてきた顧客データをAIによるクリーニングとマッチング処理を自動的かつ高速に行う、クラウドサービスData-Masterの紹介

インフォコーパス様
IoTプラットフォームのご紹介

MS&Consulting様
リサーチ業務及び外食・小売・サービス業界を中心とした経営コンサルティング紹介

手書きアニメ

コンカー様
面倒な請求書処理から解放します!Concur Invoice

番外編:CG、アニメを使ったユニークな表現

ソフトバンク様
あるIT企業のあるあるシリーズ(その1)ホワイトクラウド ASPIRE

タッチモール様
観れば得する動画サービス タッチアド

表現は目的を達成するための手段の1つ

お客様の目的を実現するための手段として、「8つの表現方法」を2回にわたり、解説、紹介しました。

本コラムで、何度も、お伝えしている通り、 表現は目的を達成するための手段の1つです。表現で迷ったら、一度、頭の中をリセットして、そもそもの目的に立ち返ることが、必要となります。

「形のないもの」「感性的な判断」が必要な動画の表現領域こそ、 お客様や制作するスタッフが迷子にならないメソッドや判断基準が必要と思っています。これにより、従来、浪費されていた時間とコストが大幅に、削減でき、 お客様と制作会社、双方にとって、メリットとなり、 より高いレベルのサービスが、継続的に提供できるようになると考えるからです。

次回コラムでは、投資対効果の高い動画について、お話しします。

BtoB企業にとって、投資対効果は、とても重要な指標です。ヒューマンセントリックスは、投資対効果があいまいであった動画市場に対して、「投資を抑える、効果を上げる」ために、必要な考え方と利用方法を徹底的に追及してきました。その辺について、経験と事例を踏まえて、ご説明いたします。

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