動画制作のために自社スタジオを持つべきか、それとも制作会社に外注するべきか

 2018.06.01  2023.07.31

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全国に拠点があって、最新情報を学び、併せて、お客様にもしっかりと伝えていきたいという目的で、自社スタジオを検討しているお客様がいました。
当初は、撮影機材やソフトフェア選定の相談でしたが、最終的には、スタジオのコンセプトや構造についても、提案することになりました。

大手製造業 自社スタジオで情報発信 経営戦略室からの相談

トップのメッセージや、新商品、新サービスなどをスピーディーに全国の拠点に伝えていく上で自社スタジオを検討しています。社内だけでなく、たまに外部から講師を呼びお話しいただきます。その内容をライブで配信したり、参加できなかった社員に対しては後日、オンデマンドで、確認してもらいます。

情報の提供は社内だけとは限らず、内容によっては、販売代理店やクライアントにも活用してもらうような動画作りも必要となります。ライブ配信は既に導入しているCMS(contents management system)を利用します。

撮影機材や編集ソフトに加えて、運営について、どう進めていくか、相談させてください。

回答

現在、自社スタジオを検討されているなら、スタジオ作りは、シンプルで良いかと思います。
放送局並みの自社スタジオを持っている会社も知っていますが、結果、運営が上手くいかず
生かされていないケースが多いです。

防音についても、比較的静かな場所を、選べば、会議室でも、問題ないです。
PCやタブレットでの視聴が前提であれば、デバイスの機械音が必ずありますし、収録中に、多少の雑音を拾ったとしても、気になるほどではありません。

リモートワーク時代の動画配信まるわかりガイド
成功するブランデッドムービー制作のための 5つのポイント

編集ソフトはWindowsが前提であれば、アドビを、Appleが前提であれば、アップル社製のものをお勧めします。

撮影機材も、25万円も出せば、業務用でかなり高機能、高性能なものとなります。
スイッチャ―と、マイク、LED照明も、最近はかなりリーズナブルな価格で購入できます。
背景が白の壁であれば、スマートなプレゼンテーションや、説得力のある講義、さらには、関係者複数名に参加してもらってのパネルディスカッションなどが可能となります。

ポータブル式のクロマキーセット(緑背景)を使えば、必要に応じて、合成映像が作成でき、コンテンツにバリエーションを持たせることができます。
ここで、重要となるのが、運営です。毎日のように配信や、撮影、編集などをこなさなければ
いけません。

撮影はできるけど、編集が苦手なカメラマン。
配信はできるけど、撮影と編集が苦手な技術者。よくありがちなケースです。

技術的な要素が必要な配信と、クリエーター的な要素が必要な撮影と編集は、似て非なるものであり、2つを同時にこなせる人材は、とても貴重です。

社内にそのような人材がおられれば良いのですが、これから、採用するとなると、かなり時間もかかります。
新規の採用には、組織として、いくつものプロセスを経る必要があるかと思います。また仮に、採用できたとしても、その方に、ノウハウが集中することとなります。

撮影が集中した場合や、担当者の労務管理を考慮した場合、リスクにもなりかねません。
ヒューマンセントリックスには、撮影だけでなく、編集や、配信、さらには機材選定が可能で実績豊富な映像エンジニアを社員として登用し、万全な体制を持っています。

機材の選定や、スタジオのコンセプト創りとあわせて、運営についても、個人でなく、組織的が対応することで、お客様の思いを円滑に実現できます。

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