ヒューマンセントリックスのお客様について

 2018.12.24  2023.07.31

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2008年7月1日に、私はヒューマンセントリックスに中途で入社しました。入社して丸10年。当時は、御茶ノ水、神保町、水道橋のちょうど間ぐらいの場所にあるマンションの2部屋がオフィスで、撮影部も東京にクリエイターもいなかったので、私を除いて営業3名と社長だけのメンバーで業務用に1部屋を使用し、もう1部屋は撮影やミーティングで使用していました。

入社して1ヶ月程度は、ヒューマンセントリックスの仕事を覚えるため、先輩方のお客様との商談・撮影に同行させていただきましたが、驚いたのは、東京で私以外に社員が4名しかいないベンチャー企業なのに、行く所全てが有名な企業、IT業界では名のしれた企業でした。

こちらは余談ですが、その話を家族にした所、「嘘じゃないの?そんなわけないでしょ」と言われたことを今でも鮮明に覚えています。今回はヒューマンセントリックスのお客様の業種・業態について書きたいと思います。

企業向け動画制作専門

10年以上前から会社のスタンスは変わっておりません。当時から、ヒューマンセントリックスは、企業向け専門の動画制作会社と謳っており、企業向けの動画制作を生業としてきております。所謂B to Cと言われる業種のお客様とは、過去も含めほとんど対応しておりません。

当時は、企業向けと言ってはいたものの、メーカーや製造業、金融、医療系のお客様ではなく、IT企業様からの動画制作依頼がほとんどで、制作している動画もプレゼンテーション動画がメインでした。それは、IT業界はプレゼンが常にあり、サービスがわかりにくい、最新の表現・販促手段は積極的に取り入れる、日本のIT企業は欧米の流れを2年遅れぐらいで踏襲するなどが理由だったと思います。

特にプレゼンテーションを動画にしたSVP(Super Visual presentation)は、どこのIT企業様にいっても大げさではなく興味を持っていただき、どんどん受注をしていきました。営業やマーケティングのキーマンが動画に登場し24時間365日Web上でプレゼンをしてくれるため、出ている人の顔が売れる、説得力が増す、信頼度があがるといった定性的な効果もたくさんありました。

実際、入社前にヒューマンセントリックスのWebサイトで動画プレゼンテーションを見て、私自身は衝撃を受けました。動画といえば、CMやTV番組のイメージが強かったので、今はプレゼンテーションも動画で表現する時代なのだと・・・。たまたま見つけた会社ではありましたが(笑)、楽しめそうな予感はありました。

IT企業向けの動画制作

私が入社してから5年程度は、大手のIT企業様を中心に、IT企業様の比率が体感ではありますが8割近かったと思います。そのため、自社でクリエイターを抱えていることも当社の特徴ではありますが、営業もクリエイターも常に最新のIT技術や内容に触れていることになり、そこからくる経験と安心感をベースにIT企業様へ積極的にセールスを行いました。特に、今でもそうですが、外資系のIT企業にはめっぽう強かったと思います。上述した以外の理由としては、

リモートワーク時代の動画配信まるわかりガイド
成功するブランデッドムービー制作のための 5つのポイント
  • 本国が作る動画がどんどんリリースされてくる
  • ローカライズされていない
  • 日本独自の商習慣もあり、動画の内容がマッチしない
  • 本国からどんどん動画を作るように言われる
  • 動画制作のノウハウがない
  • CMなどの作り方では、説明がしきれないためブランディング色が強い動画は使えない

などがありました。

そして、今でもプレゼンテーション動画、操作デモ、事例インタビュー、コンセプト動画、イラスト動画、未来を見せる動画など、多くのIT企業様の動画制作を行っております。
※当社制作実績ページにて業種でITを選択して制作事例をご覧ください。
https://www.humancentrix.com/works

製造業、メーカー、医療、金融系のお客様

10年以上IT企業向けの動画制作を主に対応してきておりましたが、Youtubeの発展もあり、Webや展示会、セミナーなどで動画を活用することが一般的になってきました。また、当社のビジネスとしてもIT企業様にはお陰様である程度アプローチできるようになり、違う業種・業態へのアプローチも行うようになってきました。

ここに、3年で圧倒的に増えたのが製造業様向けの動画制作です。製造業の会社様では、5年や10年以上前に会社紹介動画を作ったという話をよく聞きます。この部分の投資は他業種に比べても早いと思います。

ただ、

  • 制作費が驚くほど高い
  • 年月が経っていることもあり、クオリティとして今活用できるレベルではない。
  • DVD1枚で残されている形が多く、そのままWeb転用出来ない
  • 内容が古すぎる

などの課題を抱えているという話をよく耳にします。

中々新しい物を積極的に導入しにくい業種ではありますが、世の中がここまで変わってくると、作り直そうという意見も出てくるようで、工場の撮影や会社の歴史などを紹介する会社紹介動画のリメイクや新規の制作依頼が増えております。各地の工場や社員の声などを撮影し、分厚い社史を動画化しております。さらに、技術的な説明やマニュアル、技術の伝承といった内容の動画制作も増えてきており、製造業様の動画制作・活用というのはここにきて急激に伸びてきております。

その他、CMしか制作していなかったメーカー、あまり情報を出したがらない金融系の企業、更新の頻度や新しい情報がどんどん出てくる医系の企業など今ではありとあらゆる業種・業態で動画が活用されてきております。

CMをメインに制作してきた会社の場合、CM以外の動画の作り方がわからない会社が多いです。どこに声をかければ良いのか、CM制作をしている代理店に声をかけるとWeb向けとしては価格が高すぎて、量産できないなどの課題を抱えています。Web系の動画制作会社の存在を知らないというケースもあります。

医療系会社ですと情報の発信頻度と更新頻度が多いため、内製化する傾向も増えてきているようです。実際に、自社でクリエイターを雇用し、1から育てている会社の話を聞いたこともありますし、スタジオを作ってどんどん動画を制作・配信している会社も増えています。
その場合はクオリティにこだわるというよりは、スピード重視になる傾向が強いので、PPTに音声を入れるだけの動画や資料を見ながら説明を淡々とするような動画が多いです。

金融系は、わかりにくいサービス・商材が多いので、サービスの紹介動画や教育系の動画が多くなっています。研修も頻繁にあるため、研修の度に人を集めるコストよりも動画を制作して、Webで見てもらったほうが時間も含めたコストが削減できるという理由もあるようです。

採用のシーンでも動画制作の依頼がすごく増えています。地方の学生や他の企業の説明会と被ってしまった人に向けた会社説明会動画はもちろんのこと、先輩社員のインタビュー、社員密着動画、会社紹介動画など、採用説明会では動画を活用することは当たり前になってきています。

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まとめ

こういったあらゆる企業様のニーズに応えられるように当社としては、クリエイター・カメラマン・企画、脚本家などを社員として雇用し、チーム一丸で日々新しい表現、お客様の課題解決に挑んでいます。

動画制作自体も一般の方ができるようになり、ツールも増え、さらに動画活用は進んでいくことが予想されますが、今いる位置にあぐらをかく事がなく、お客様の課題解決のために何ができるかということを常に考えながら、皆さんに喜んでいただける動画を当社としては制作し続けていきます。

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